夢は夜ひらく…
十五十六十七と私の人生暗かった…
園まりさん
三上寛さん
あさみちゆきさん…
『夢は夜ひらく』はどのVersionも心打たれますが…
矢張り題名に“圭子の”と銘打った藤圭子さんのが一番凄みを感じますね。
初めて知ったのは漫画『巨人の星』…飛雄馬がスター千一夜に出演した際に共演した一人でした。
飛雄馬が自分の人生の壮絶さには全然叶わないみたいな言い方してましたが…どうしてどうして圭子さんの生い立ちを検証すればかなり匹敵してますよ。
少し成長した後にこの曲をキチンと聴いたときには
『真の美しさは暗さの中にこそある』
と電撃が走ったものです。
馬鹿だな馬鹿だな騙されちゃって…
小林幸子さんのアルバムで初めて聴いて大好きになった『新宿の女』…これも後年、圭子さんversionで聴いて、その凄まじさのlevelの違いに鳥肌が立ったもんです。
どうにも私の美人の原体験は藤圭子さんだったみたい
何だか生意気で好きになれなかった宇多田ヒカルさんを再評価してみようと思って聴き直し、その才能に驚嘆出来たのも圭子さんのお陰…
だけども
或る意味
尾崎豊と同じ悲劇性を背負った人だった…
合掌