家路
40代後半  福岡県
2014/09/18 8:14
家路
家 と云うのは
建物だけではないんですよね。
そこに
誰かが待っている
ということに大きな意味があると思います。
独り暮らししていた大学時代は、友人のアパートや呑み屋で対話を求め、家に早く帰ろうって気持ちはあまりなかったですね。
仕事に就いても、独身時代は、父親は他界し弟は大学生や社会人となり家を出ていて母親と2人きりだったので、結構毎晩呑み歩いていました。
ですが考えてみれば
高校時代までの両親と弟が揃っていた時代や
結婚してからの嫁さんや子どもたちが出来てからは
夕方になると
家路が恋しくなるものでしたし、今もその気持ちはあります。
嗚呼
そろそろ家路につくことが出来るなぁと思うと、1日の疲れが何程か癒える気がするのです。
ただいま!
って玄関のドアを開けたとき
中から複数の
おかえりー!
的な声が聞こえるってことは
常日頃
思っている以上に人を癒やす効果があると私は思います。
たとえ
反抗期でロクに挨拶もしない息子であっても
それなりに元気で憎まれを叩く姿を見ていれば
かつての天使だった頃を想い出して
少しほっこりした気持ちになれる。
家路
この何とも云えぬ趣ある言葉が好きです。
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