中学・高校時代、さださんの旅の話に影響を受けまして全国を旅してみたいと夢見てました。
大学は隣県で通おうと思えば通えないこともありませんでしたが、自由に夢を実現したかったから…親にガタガタ云われたくないのもあり独り暮らしを始め、実現出来そうなワンゲルに入部しました。
山登り中心でしたが、九州は全県、北海道や東北、北陸、信州、近畿、中国、四国とひたすら歩き回った5年間でした。
沢山の写真がアルバム数冊に収められてますが、意外にも心に残る風景は時間や空間を超えて、いつの間にか“想い出”というソースがかかってデフォルメされてますから、写真に写る風景とは、ほんの少しだけどズレているみたいです。
だからアルバムは感動した風景を思い出す“きっかけ”にしか過ぎなかったりします。
それよりも、そこに写る、今はすっかり恰幅が良くなったり“神”に見放され地肌がさぞや寒かろと思われる友人やら先輩後輩の懐かしい若さを自分のことは棚に上げ笑ったりするのです。
そして彼等と観た忘れ得ぬ“絶景”に思いを馳せるとしばし時を忘れます…
屹度それは夢同様自分の中のものに…
またそんな風景に出逢いたくなっている今日この頃…