皆様こんにちは
昔の話ですいません
駄菓子屋大好き児だった私は、
小学生時代に行きつけの駄菓子屋は数軒ありましたが、
そのうちの二軒は
あいだに数軒ほどの民家を挟んでいるものの、
ほぼ隣という距離にありました。
「もしかして、この二軒は互いに張り合っている商売敵かも?」
などと、余計な気を遣う発想など皆無な子供としては、
楽しく両方見比べたいですから、
当然一度に両店を覗いて両方で買ってしまいます。
まずA店。
70歳はとうに過ぎてそうな老眼鏡をかけたヨボヨボのおばあちゃんが店主で、
店内はかなり小さく直射日光の当たらない、常に昭和らしい白熱電球に照らされてるスポットですが、
この陽当たりのない、照明が薄暗い場所に妙に好感を覚える変な子供でした。
そこで色々見て、確か当時一個10円の棒ジュースを買いました。
そしてそれを握って、次の駄菓子屋B店に即座に移動。
B店は、やや間口が広く、菓子のラインナップもずっと多め、日当たりは断然よいので、一般の子供には人気で勝っている感じです。
B店の店主はやや若い50くらいの元気なおばちゃんです。
遠慮のないしゃべくりで子供客たちを圧倒します。
が、その日は、私がA店で買った棒ジュースを見ると、
おばちゃんの顔色が突然変わりました!
「そのジュース、そこの隣の店で買ったん?」
私「うん。」
「値段はいくらじゃった?」
私「10円。」
「そうかあ、ボクなあ、それ、絶対古いし、おいしゅうないから、もう捨てとかれ。飲んでお腹壊すかもしれんよ。
うちのは一本20円するけど、新しくておいしいし、大きいから全然飲みごたえが違うよ!」
「えーっ」
その話に、子供の私はショックを受けた!
「げっ、そうなのか!だとしたら隣の店のおばあちゃんは、子供たちに古い腐りかけのジュースを売り付ける悪い人じゃんか!?」
まだ他人を疑う知恵がついていない私は、B店の20円のジュースを言われるまま購入、
A店で買ったジュースを飲むのを確かやめた記憶があります。
さて、
もうとっくの昔に二店の駄菓子屋は共に閉店してしまいましが、
この話を、今の大人たちが小学生くらいの我が子から聞かされたら、どう感じるでしょうかね?
純粋な子供たちに、余計な話を吹き込むおばちゃんに不快感を示す親はきっと多いでしょうか?
ただでさえ、店主の老女がほぼ手掴みで子供の口に入る菓子を握るのを、極めて不潔だと考える親がたくさんいたみたいですし、
このような話がもしよくあれば、
「あんな店もう行っちゃダメ
」って事になって
結果、駄菓子屋の衰退に拍車がかかる一因になったかもですね。
しかし私的には、今にして思うと駄菓子屋にたむろしたことは、悪い点も含めすごく社会勉強になったと思っているのです。
(特に女性が、)他人を評する言葉は、(好き嫌いの感情に支配されている場合が多いから)あまり真に受けず多少割引して受け取ろう!
これが今回のケースで得られた教訓なんです。
さて時が過ぎ、
中年になった今でも、古い昭和丸出しの駄菓子屋を見つけたら躊躇なく私は中に入ります(笑)ので、
もし近くでご存知の方がいましたら、是非教えてくださいね!
どうか、よろしくお願いいたします。
コメント
2012/04/07 21:01
4. >エイミさん
了解OKです。
是非行ってみる。
誤って削除したのかと気にしてたけど良かった
返コメ
2012/04/07 20:42
3. >路広さん
たぶんもう知ってるかなと思って、書いたの消してしまった。
南警察署のハローズのお宝発見の中ね。
イオンは二階のドトールの隣。
返コメ
2012/04/07 20:13
2. 情報ありがとう。
南署と、イオンと二ヵ所あるってことかな?イオンは誰かに聞いたような。。
行ったことないので便に立ち寄ってみます!
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