長話にどうかお付き合い下さい
先日、職場でアンパンマン撮影会とゆうイベントがあった
その日、朝出勤だった俺が店の休憩室に入ると デッカイ
ダンボールが置かれていた
中を覗くと
アンパンマンが入っていらっしゃった
同じく朝出勤の2人が休憩室に入って来たので
「今日、どんなことをやるんでしょうねぇo(^ヮ^)o」 などと会話をしつつ
いつものように仕事を始めた…
30分後… 店の
が鳴ったので、出てみると相手は店長だった
そして、相手が俺だと気付いた第一声が
店「おっ
信か? お前、今日アンパンマンだから
」
信「………………えっ?」
店「信に今日アンパンマンしてもらうから
あと、もうチョットしたら俺も着くから着替えといて ほいじゃあ
ガチャン
ツー ツー ツー 」
信「………えぇぇぇぇ
」
なんで? 俺? 俺がアンパンマン? なぜに
てか 急
急すぎるだろ
と
軽くパニックになりながらも早く着替えないといけない事を思い出して、とりあえず店長に呪いの呪文を唱えながら休憩室に向かった
着替えて思ったことが…
視界が悪い
顔が痛ぇ(-_-
)
身体は柔らかいのに、顔の部分が木(?)でできているのと、首の部分に余裕がある為 歩く度にガンガン当たる
そうこうしている内に、とうとう出る時間になった
よしっ
こうなったらアンパンマンになりきって 子供達にはカッコイイ
と騒がれて ママ達には熱い眼差しで見つめられるように やってやるぜぇ~
と意気込んでいたのは最初だけで、いくら面白い動きをしても、いくらフレンドリ-に接しても、俺(アンパンマン)が視界に入るだけで泣きじゃくる子供達…
楽しい撮影会のはずが…
恐怖に怯える撮影会に…
そして、ママ達からはこの人可哀想 的な哀れみの視線を浴びながら励まされる…
帰りたいよ~ あの暖かいパン工場に帰りたいよ~と軽く現実逃避
2時間がたち、ようやく解放されて衣装を脱いでいたら、店長から追い討ちの一言
店「良かったよ
その調子で午後も頑張って
」
信「………………えっ
」
そこからの記憶はあまり覚えてないけど、1つ確かなのは…
午後も泣き声が響いていたなぁ(T^T)
これが俺の、辛くて…
辛くて…
辛いことしかなかった…
とある冬のデキゴトでした…
アンパンマンなんて2度と着るかぁ~~~~