彼は今、すっご～く忙しい
それでも時間が取れたときには逢いに来てくれる

私はそんな彼の優しさが大好きだ

最初に出逢った時の彼を未だに覚えている
あの時の彼は、本当に放っておけないくらい寂しそうだった
彼にとって癒される人になろう。癒される場所であろう
そう私は思った。

けれど、今の私は、彼に逢うことで安らぎを得ている
だからこそ今、迷惑かけないように
重たい女性と思われないように
逢いたいと思ってもガマンし、寂しくても笑顔でいよう、会話なくても触れ合えるだけでいい、ただ傍に居てくれるだけでいいと思うようになった。

たとえデートができなくなったとしても笑顔でしゃあないよと笑い、逢えなくなったときも、隣に寝るからねって言われて朝まで隣の部屋で起きなかったときも、熟睡してる彼の寝顔を見ながらしゃあないって諦めるようにした

逢えない日々、話せない時間、疲れきって寝てる寝顔に
笑顔で大丈夫と彼にウソをつきながら…

でもね

その寂しさ故のガマンのウソが
この頃、慣れてきてるの
少しずつ…少しずつ… ほんとに平気になってきてる

これってウソが嘘じゃなくなっていってるってことなんだよね

えっ？ 慣れてきてる？

その慣れが好きでも逢えないのは仕方ないって
思える慣れになったのか、それともそうではないのか？
自分に問いかけてはみるけど、私自身も時々わからなくなる

背中を押すのも押さないのも、私自身なんだろうけど…

この気持ちを文字にすることでとりあえず気持ちを落ち着かせよう
まだ 私は彼のことが大好きなのだから…

こういう気持ち、誰にでも起こりうることなのかなぁ～