看護の勲章、消える
40代前半  長野県
2017/09/18 0:32
看護の勲章、消える
午前中に整体へ行く。

愛犬が亡くなる3日前に予約を入れていた。
腰痛持ちで以前から定期的に通ってはいたのだが、愛犬の看護で悪化していたためである。

愛犬の体重(通院中)は30kgに満たなかったが、生き物を持ち上げるのは大変で、灯油タンク20kg×2個(計40kg)を運ぶより重く感じた。

施術後、腰痛はかなり改善していた。痛みが無くなると、愛犬の看護をしていたという事実を忘れてしまいそうな気がして不安でならなかった。


帰り道。駅のホームで電車を待つ間と移動中にケータイの写真を見る。2008年購入の機種に、更に昔から使っているSDカードがセットしてある。赤ちゃんだったころの写真など、それなりに古い写真が入っているのだが、枚数が少ない。ボクが積極的に写真を撮るようになったのは、つい1年ほど前からなのだ。悔やまれて仕方がなかった。
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