給油
今日、母親の墓参りに行った
帰りにいつものガソリンスタンドに
満タンにしても良いのだが、小銭が出るの嫌で、毎回千円単位で給油する。
「レギュラー3,000円」(十分な量)
そー言うと、店員さん(女性が)
「キリンさんですよね?」
(うわっ何でコイツ、俺のこと知ってる?)
顔見ても分からないし
名札には「研修中」としか…
「えっ?誰?」
思わず言ってしまった
「キリンさんと同じ職場の〇〇の友達の…」
あっ Σ(゚□゚;)
昔、職場の〇〇さんの友達でめっちゃ可愛かった子だ…
確か、保険屋に勤めてて、俺がちょっと気に入ってメアド聞いて何度かやり取りしたが、全く社交辞令的な連絡だけ頂いたから、その後全く連絡取らなくなって10年以上経ってるし、確か運送系の人と再婚したって聞いたが…
(ここで、0.3秒)
「再婚したよね?てか、ガソリンスタンドで働いてるの?」
そんな話しをちょっとして
「保険は、ノルマが厳しくて…」
「あと、再婚したんですが、離婚しました…」
(バツ2かよ…)
確かに、当時は
可愛さ満載
女性らしさ満載
そんな彼女でしたが
色白の肌は、外仕事で日に焼けて、ちょっとくすんでるし
あ、ちょっと見たことあるかも…
みたいな感じになってた。
目は相変わらず、ぱっちりしてたが、ガソリンスタンドと言う事もあったし、俺センサーが全く働かない状態。
「そーなんだ…」
「まぁ、頑張りなよ」
そんな言葉を交わして…
3,000円渡すと、彼女はレジに
「キリンさん…」
「お金足りない…」
はい?
彼女は
満タン入れちゃいました
「四千〇〇〇円です!」
入れられたら仕方ない…
一万円渡して
五千円札とジャラジャラ小銭…
(だから、小銭嫌だって…)
仕方ないか…
って、満タンにして帰宅しましたとさ
磨けば光る球だと思うけど、色々苦労したのかね