先々月から、色々あってね…

娘には、すっかり嫌われた。

嫌われただけなら、会話しなきゃ良いけど


更に上を行く事態に…


「家に帰ってこない」


たまたま修学旅行が、終わって

その日は、家に居たんだけど

その日の夜に黙って居なくなった…



警察や学校に連絡しようか…


いやいや、娘は、馬鹿な行動しないし…


そんな葛藤を沢山して


結論は

「しばらく黙って様子見よう」

何かあったら対処する。

これしかないとの判断。


電話しても


LINEしても


全く反応ないし…

学校行ってないなら、学校から連絡あるし


で、一昨日


学校から連絡

「娘さん、吐いたので、午前中に帰しました」
「娘さんから、色々聞きましたよ。」
「お父さんが交通事故に遭われ、そこから関係が上手く行ってない話しや」

担任教師に、今回のことを全て話しした。

担任からは

「ただ、娘さん話ししながら目にいっぱい涙溜めてたので、まだお父さんと話し合う余地はあるかと」
「娘さんにはお父さんときちんと話し合うようにつたえました。」
「でも、娘さん頑固ですよね…」


そう、娘は頑固。

電話切り終わると娘からLINE。

「担任の先生から連絡あると思う」

娘とちょっとやり取りして

俺「帰って来ないの？」

娘「帰らない」


そのまま返信するも未読


で、昨日、ひょっこり帰宅した。



帰宅直前は、そのまま自分の部屋に隠ってたが


俺「晩御飯食べない？フライドポテト揚げるけど？」

娘「食べる！」


サッと揚げて

サラダを作り

いなり寿司作ったから、テーブルに並べる


で、きちんと話し合わなきゃ…

「晩御飯出来たよ」

そー言うと、部屋から出てきて

無言で食べ始めた娘。

俺「帰って来て、怒られると思った？」

娘「うん」
「黙って出て行ったし、連絡しなかったから」

俺「まぁ、俺も悪いとこ沢山あって、嫌な思いさせたから、怒りはしない。」
「ただ、父を憎んでも恨んでも、何も解決しない。ふて腐れて、自暴自棄になって無茶して、それで自分の将来がダメになったなら、それは父でもなく全て貴女の責任だから、もう少し考えて行動して欲しい」

そんな感じの内容を伝えて…

ただ、娘が居ない時に考えた。
黙って出て行く前に、親子の会話は一切なく、その時は、娘は部屋に隠ってた。
何をするでも無く、部屋に隠ってた。

流石に気持ち腐るわな…

幸い交通事故の保険金が、思ったより出たし

娘にも嫌な思いさせたから…


で、考えに考えて

服やゲームや娘の欲しい物買ってやろうか…

ただ、買っても、その時は喜ぶだろうが、一過性のもの



で、フッと思い出した。


「そー言えば、母親と暮らしていた時にインコ飼っててそれに凄く癒やされてた」
そんな娘の言葉を…

俺はペットを飼った事がない。

ただ、ペットには

「アニマルセラピー」

そんな効果があるって、何かで読んだことがある。


で、娘に


「部屋に隠ってても辛くない？」
「今、話し合って解決しても、今の環境なら、家に居づらいと思うし娘自身帰って来たい家にしたいと思う」


「だから、インコ飼わないか？」


そー娘に告げると


「えっ？良いの？」

途端に表情が明るくなった。


「パパは、飼い方知らないから、協力はするけど、責任は貴女だよ。」
「嫌な思いさせたからって、現金渡したり、服やアクセサリー買っても、何も解決しないと思うし」
「部屋に隠ってても、インコ居たら違うし、早く家に帰りたいって思わない？」

そんな話しをすると、凄く喜んでた。

娘「インコ飼うの前にダメって言ってたから、諦めてたし…」
「飼ってくれるなら、うれしい」


俺「ただ、何を揃えて良いかも分からないし、どこのペットショップで買えば良いかも分からないから、きちんと調べて一緒に買いに行こう」
「餌とか、鳥かごとか、ネットで買えば良いし」


ご飯食べながらそんな話しをしてたら、普段ならペロリと平らげるフライドポテトを中断して、早速ネットで注文して


娘「今時期が飼うのにも良いし、パパにも餌やりとか協力して欲しい」


俺「出来る範囲で協力はするから、きちんとレクチャーしてね」
「ペットショップも休日に一緒に行こうか？」


娘「うん！」「探しとく♪」
「あ、名前考えなきゃ！」



そんなこんなで、親子の溝が少し埋まったかな…？
って

我が家にもアニマルセラピーで


ただ、鳥が苦手な父です…


焼き鳥は大好きです。