それはもう40年くらい前の話です。その頃はまだ冷蔵庫なんて無く、保存できない食べ物は買ってこれませんでした。
その日の朝、学校に行こうと用意をしてたら母親が
「昨日豚肉買ってきたから、今日のシチューに入れてみる」
それまではカレー、シチューには入ってもソーセージでした。
豚肉なんて年間に数回くらいと言う、貧乏家族です。とにかく嬉しくて学校から帰って、夕食の時間を待ちました。
みんな集まって食事の時間となりました。
でも…
シチューがテーブルにはない。
(@_@)
どうしてシチュー、出さないの?
母親に聞いてみると
捨てた
なんで(ToT)
シチューのふたがずれて、ネズミ〓が泳いでた。
少年のささやかな喜びは、ジェリーに奪われてしまいました。
悲しいと言うか、その後にいつ、肉入りシチューを食べたか記憶はありません。
気がつくと、普通に食べてる自分がいました。
コメント
2011/01/28 21:19
1. わ~ん、悲しい過去ですね
うちも結構貧しかったけど、母は手作りのお饅頭や水あめ?、おはぎ作ってくれました。今考えると、結構贅沢だったと思います。家族のために手間ヒマかけていたんです
小学1年生で初めて、クリスマスにデコレーションケーキ食べたとき、間違って飾りの白鳥をかじりました。中から芯が・・・。ろうそくだったんです。初めてで分からなかった
返コメ