昔々
ある男がいました
その男
ある女性とドライブの約束をしていました
ドライブに出かける朝
車を綺麗に洗車して
さて出掛けようとした時
自宅の庭に植えられたキンモクセイの花に目がいきました
小さな花がいっぱい咲いて
花の香りが周りに漂っている
芳香剤の様に化学的に作られた物は好まなかった男
だけど
これなら良いかなと
キンモクセイの枝を切り車の中に乗せて待ち合わせ場所に向かった
もちろん
車の中はキンモクセイの香りが充満しています
さて
無事待ち合わせ場所に到着
彼女は
助手席のドアを開けた途端
(~ヘ~;)くさっ
何この匂い
(^o^;)キンモクセイだけど
(~ヘ~;)私
キンモクセイの匂いだいっきらい
男はキンモクセイの枝を車から出して
その場に捨てた
そして窓を開け放した
(~ヘ~;)私の嫌いな匂いを車に染み付けるなんて
嫌がらせ?
と
終始不機嫌であった
その後
その日のドライブは最悪に終始した
お互いの趣味志向なんて
やっぱり
時間をかけなきゃわからないよね
(^^)もちろん
いろんな趣味志向を含めてだけど
大好きだったら
我慢できるって?
それは
大好きだからではなく
いろんな下心があるからかもしれない
もちろん
金銭も含めて