ある女の子の話 16
すると
「あっ」
とフォークが一瞬止まった
どぉしたんだ
と彼女の顔を見た
すると
「戻ってきちゃった」
え
食べ過ぎて戻ってきたのか
と思った僕
「あわてて食べるから」
と言うと
耳に手を近づけ
「あれが戻って出てきちゃった」
と言った
確かに
あわててホテルを出たが
幸い
カウンターの一番隅っこ
どれどれと彼女のミニスカートの中に手を伸ばし
そこに指を入れてみる
粘っとしている
面白いからそのままにゅるっと
すると
すかさず彼女は僕の手を隠すようにバックを太ももの上に
つづく