不倫の結末 8
土曜日の朝、美里の自宅の近くの雑貨屋の前に車を停める。
そう…
そこが待ち合わせ場所。
少し前に着いた僕は、車の足マットを叩いたりしていた。
すると、美里が歩いてくるのが見えた。
長い髪をなびかせ…
あれ…
少し、雰囲気が違う。
車に乗り込む美里を見ると…
まだ、少し髪が濡れてる。
聞くと、シャワーを浴びて、髪を洗ってから、出てきたそうだ。
洗いたての髪から、シャンプーの香りがする。
いや…
そんな事より、デートの前にシャワーを浴びて、綺麗にしてからやってくる彼女が可愛くて仕方がない。
季節は、秋だ…
少し肌寒いのに…
少し早いが、車のヒーターを入れた。
さぁ~ ドライブだ。
車を走らせた。
最初に向かったのは、木曽三川公園だった。
大きな敷地内に花が沢山ある…
残念な事に…
どんな花が咲いていたのか、全く覚えていない。
美里ばかりを見ていたからか…
その後、近くの川魚の専門店へ行った。
その時、美里が
( この店だ…
夢に出てきた。
以前家族と来て、何故か夢に出てきた)
次に続く