昔むかし、あるところに…
40代後半  岐阜県
2013/09/18 13:02
昔むかし、あるところに…
与平という気の良い男が住んでいました。
与平は、町に薪を売りに行った帰りに、罠に掛かった鶴を見つけました。それはそれは美しい鶴でした。
与平は、罠を掛けた漁師に薪を売ったお金を渡し、鶴を逃がしてやりました。

その晩、つう と言う娘が道に迷ったと、訪ねてきました。怪我もしています。
与平と母は、つうを泊めてあげました。

怪我をしていたつうを何日か泊めた時、その人柄に、母が与平の嫁になってくれないかとつうに訪ねました。

つうは頷きました。
つうは、嫁にもらってくれる礼がしたいからと…

「絶対に覗かないで下さいね」

と言うと…

機織り機のある部屋に入りました

「ガタンガタン…」

音は一晩中止む事はありませんでした。

翌朝、与平は静かになった部屋を覗いてしまいました。

寝込みを襲うつもりだったのかも知れません。

祝言まで待てなかったのかも知れません。


そこには…












何も有りませんでした。

機織り機も、家財道具も…










つうは、サギだったのです。(ツルではなく)


そして与平は…












カモだったのです[ペンギン]
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コメント

40代後半  岐阜県

2013/09/18 14:24

2. >ころんさん

(^O^)そっか~

(--;)ん〓

難しかったかな〓

(^-^)

30代後半  岐阜県

2013/09/18 14:22

1. こんにちは[晴れ]

二回読んで やっとオチが分かりました[わーい(嬉しい顔)]

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