与平という気の良い男が住んでいました。
与平は、町に薪を売りに行った帰りに、罠に掛かった鶴を見つけました。それはそれは美しい鶴でした。
与平は、罠を掛けた漁師に薪を売ったお金を渡し、鶴を逃がしてやりました。
その晩、つう と言う娘が道に迷ったと、訪ねてきました。怪我もしています。
与平と母は、つうを泊めてあげました。
怪我をしていたつうを何日か泊めた時、その人柄に、母が与平の嫁になってくれないかとつうに訪ねました。
つうは頷きました。
つうは、嫁にもらってくれる礼がしたいからと…
「絶対に覗かないで下さいね」
と言うと…
機織り機のある部屋に入りました
「ガタンガタン…」
音は一晩中止む事はありませんでした。
翌朝、与平は静かになった部屋を覗いてしまいました。
寝込みを襲うつもりだったのかも知れません。
祝言まで待てなかったのかも知れません。
そこには…
何も有りませんでした。
機織り機も、家財道具も…
つうは、サギだったのです。(ツルではなく)
そして与平は…
カモだったのです
コメント
2013/09/18 14:24
2. >ころんさん
(^O^)そっか~
(--;)ん〓
難しかったかな〓
(^-^)
返コメ
2013/09/18 14:22
1. こんにちは![[晴れ]](https://login.550909.com/emoji/ic_sun.gif)
二回読んで やっとオチが分かりました
返コメ