車を走らせようにも、ノロノロ運転だ。
道が混んでいる…
僕は、彼女の太ももに手を置いたまま運転していた。
雪があるが、道の上は溶けてしまっているから、大丈夫だ。
渋滞するなか、目的のホテルに着いた。
その名も…
ホテルクリスマス
(今は名前が変わった)
しかし…
僕から見て、通りの右側にある為、渋滞している道を横切らないといけない…
この渋滞の中…
ウインカーを出して反対車線の車に通してもらう。
彼女は、小さくかがんで顔を隠した。
その姿が可愛い。
道を譲ってくれた人に手を挙げてホテルの入り口へ…
ヒラヒラしたブラインド〓を潜り抜けた。
明日へ続く