女同士の怖い話 14
B子が〓
仙台から上京してきて…
もうお泊まりする男が出来たのか…
少し落胆した。
控え目で清楚なB子は、好みだったから、その彼女の印象と、聞いた言動とのギャップが僕を落ち込ませた。
だからって…
彼女をどうこうするつもりは無かったが…
会社での彼女を見る目が、変わった事は確かだった。
そんなある日…
今度は、B子と出掛けた。
今度は、山梨県まで車で行ったんだ。
ちょっとした現地調査だった。
現地の写真を撮る等しながら、B子を撮ってやると…
恥ずかしがって…
逃げる。
可愛いじゃんか…
この子も、泊りに行く彼がいるんだ…
そんな事を思った。
帰り道で、休みの日の事に話が及んだ時に…
先日の休みに、京都の芋を買って、煮転がしを作って…
男子寮の男達に食べさせたら、評判が良かった等と話している。
家庭的な一面を覗かせるが…
お泊まりの相手の事は聞けなかった。
そんな時…
休みには、たまに泊まりに行く事を…
彼女の口から話が出た。
明日へ続く