彼は、彼女の前に…
突然現れた。
しかも…
その姿は、上半身裸だ。
分厚い胸板
鍛え上げられた二の腕
彼女は、椅子に座ったまま彼から目を背ける事が出来なかった。
少し…
本当は恥ずかしいけど…
本当は、ずっと待っていたのに…
嬉しくて歓喜の声を上げたいのを必死に我慢している彼女…
彼は、さわやかな笑顔を彼女に向ける。
そこには、白い歯が…
「私に逢いに来てくれたの〓」
彼は、彼女に満面の笑顔を向ける。
ずっと、ずっと…
逢いたかったのに…
いつだってそう…
突然現れて…
そんな笑顔を向けられたら…
怒れないじゃない…
い じ わ る