近眼で普段はメガネをかけていた。
お父さんは、小さい頃から、虫が嫌いだった。
男だって、苦手な人っているんだ
ある朝、洗面台で顔を洗っていると…
お父さんの目の前に、何やら虫が…
「ギャー
」
お父さんは、履いていたスリッパを手に持つと…
恨みも無いが…
虫を何度も叩いた
〓〓〓
その虫はもう…
グッタリとして動かない
スリッパで、シンクへ…そして水を出し
退治出来たと満足していた。
顔を洗い終わり、メガネを掛け、新聞を読んでいると…
最近色気付いてきた娘が何やら探している。
娘がお母さんに聞いている。
私のアイラッシュ知らない〓
知らないわよ
私着けないし…
「洗面台に置いたんだけど…
もう出掛けたいんだけど…」
アイラッシュって…なんだ〓
「おい…
アイラッシュって…なんだ〓 」
「つけまつ毛よ」
(--;)え…
あれは…
お父さんは、知らない振りをした
そうだ。