人妻Jの思い出 3
新幹線は、大阪を越え、姫路を越え…
岡山についた。
彼女にメールをすると、朝から急用が出来てしまったと言う。
その為、岡山から、倉敷まで来て欲しいと言った。
ここの岡山駅は、多少は認識がある。
僕が大阪に勤務していた時に、四国を担当していたから、よくこの駅は使ったからだ。
在来線で倉敷へ向かう。
綺麗な町だし、高校の修学旅行で立ち寄った事を思い出す。
大原美術館が記憶に残っていた。
大阪にいた時は、妻とも一度来た事があったな…
まさか、こんな理由でまた来ることになるとは…
そんな事を思い出しながら、電車に揺られていく。
倉敷の駅に着いた。
彼女に電話してみる。
後、10分程で着くと言った。
喫煙所を探し、タバコをふかす。
今日は、彼女の地元だから…
彼女に任すしかないな…
そんな思いで待っていると…
彼女らしき車が止まった。
明日へ続く