車が停まった。
彼女は車から降りて来なかった。
僕が近付いて行くと、彼女は車から降りた。
ちょっと特徴のある色の車だったから間違いはない。
「はじめまして」
と、お互い挨拶を交わした。
僕は、助手席に乗った。
車が走り出す。
まだ2つ用事があるから、そっちへ一緒に行ってもらっても良い〓
良いよ 地理が全くわからないから、任せるよ
車は、海沿いを走った。
その間、彼女は身の上話をし続けていた。
旦那は、1つ下の後輩。
彼女の見合いの話が出た事をきっかけに交際を始め結婚したが…
不満がいっぱい
金の事もそう。エッチは下手くそ
別れたくて仕方がないが…
実は、遠縁にあたり…
身内の手前、離婚出来ない等…
不満が溜まっているようだ
到着したのは…
なんと…
彼女のおばさんの牡蠣の養殖場。
僕が彼女に送ってもらった場所だ。
僕は、彼女の大学時代の先生だと言う事にされて紹介された(笑)
そこで、彼女は知り合いに牡蠣を送る事を頼んでいた。
娘を預けて、自由に動ける時間が普段は無いためやりたい事が沢山あるらしい
明日へ続く