人妻Jの思い出 22
倉敷の歴史的な街並みの保存地域を手を繋いで歩く
彼女の地元の筈だが…
そんな事は気にも止めていない様子だ。
大原美術館の前を通ると、修学旅行を思い出した。
遠い昔にきたな~
星野仙一記念館には驚いたが…
中日の一時代を築いた功労者ではあるが…
彼女は興味が無さそうだ。
実は…
近くのレストランを僕の名前で予約してあると言う
そうか…
なら、行かなくちゃねと…
そのレストランに向かう。
洋風なしゃれたレストランだったが、彼女が入ってみたかったらしい。
僕と一緒にと一生懸命考えたんだろう。
どこに行こうか一生懸命考えている彼女を想像してみる
可愛いもんだ
他には、やっぱり女性客が多かったが…
彼女に喜んでもらえて嬉しい。
食事を終え、土産品を見ながらぶらぶら…
彼女が、ペアの物を欲しがるから…
お揃いのストラップを買った
こうしている内に、時間はドンドン進む
車に戻り、倉敷の駅に送ってもらう筈だったのだが…
岡山駅まで送ってくれると言う
ハンドルは彼女が握っている
彼女に任せる事にした
明日へ