二回目の浮気〓 4
彼女は今日も綺麗だった
スラリと伸びた手
そして脚
細い太ももがスカートから覗いている
胸は大きくは無いが…
そんな事は関係ない
特に大きいのが好きな訳じゃない
むしろ小さめが好きだった(この頃は)
今夜は
綺麗に上品に着飾った服装も似合っている
部屋に着いたなら…
まずは乾杯かな
あるいは
いきなりキスをして押し倒すか
明日は休みだ
焦る事は無いな…
様々な妄想と計画が頭をグルグル回っている
同行する他の同僚や所長も
「彼女はお前に気がありそうだな~」
なんて僕に耳打ちをしてくる
前回訪れた時も言われたが…
実は、僕と彼女と2人でそんな話しになっている事は知る由もない
バレたくないし
そんな時に所長がみんなに言った
「こいつ…新人の癖に来年早々結婚するんだ」
えっ?
何故そんな事をこの席で…
店のなかにオメデトウの声が飛び交う
彼女も笑顔でオメデトウと言ってくれた
複雑な心境だ
すぐあとにつづく