僕は言った
「いつもあんなだったら…
絶体にいつか怖い目に合うぞ
だいたい、寂しいから遊んでって話だったじゃないか 」
・・・
そんな時また携帯が…
彼女の携帯を見ると…
確かにお父さんと表示されていた
うん…
まだ…
うん…
帰るから
向こうから父親の声が聞こえる
「 あなた彼氏は?」
いない
「友達も少ないだろ」
うん・・
こんな若い女の子だ…
ファッションとか化粧とか…
友達と競い合うのが当たり前だ
その雰囲気を感じなかったからだ
僕が言う事を黙って聞いているが…
知らず知らずだろう
爪を噛む彼女
その爪は、
ネイルをする訳でもなく何もしていない
無意識に爪を噛む癖がたぶんあるのだろう
精神的にかなり弱い女の子である事は想像できた
そんな中でも
何度も父親から電話がある
僕が…
「電話に変わろうか?
あんたの娘と今SEXしてるから、お金をちゃんと払ったから
やる事やるまで
ちょっと待ってろ
って 」
さすがに、それは可哀想だから本当に出る事はしなかった
つづく