翌朝､僕は朝早く起きた


大抵は､外で泊まると早く目覚める僕

隣には､無防備な彼女がいた

そっとﾍﾞｯﾄを抜け出し


窓を開けると､快晴だった


目の前には､山の木々がくっきり見える程空気が澄んでいた


都会に住んでいる彼女には最近吸った事がない空気だろう


いつもなら…


朝はｷﾞﾝｷﾞﾝなのに…


この日の朝は､息子はおとなしかった



体も心も満足したのか〓


彼女は…


昨晩僕に言ったんだ


(私が､もっと上手だったら…


ごめんなさい)


って


ＳＥＸはﾃｸﾆｯｸじゃない


お互いを求める心なんだなって感じていた


もし…



体目的な関係で…


こんな所に泊まっていたなら…


寝起きの一発は欠かさないだろう


窓を開けたまま


ﾀﾊﾞｺを一服


満足感に満ちていた


普段から不眠気味の彼女の幸せそうな寝顔を見ていた