雪の思い出
それはもう随分前だ
僕が名古屋市内まで通っていた時の事
いつもなら、高速道路を使うのに
その日は雪で通行止め
仕方なく下道を名古屋市内に向かう
やっぱり道は大渋滞
ゆっくりとしか進まない
一宮市内で渋滞に捕まっていた時の事
僕が渋滞に捕まっている道は一車線
左を見ると
道沿いのマンションの駐車場におじさんが車を押していた
車には娘とおぼしき女の子が乗っていたが
雪で動かないからか、お父さんらしき人物が車を押していた
(o>ω<o)お父さんがんばれ
そう思った次の瞬間
お父さんの足元が滑って
まるでスローモーションのように
お父さんは大の字のまま
雪の上に
ベタンと倒れた
運転席の娘は気づかず
アクセルを踏み続け
跳ねあげられた雪が倒れたお父さんに降り注ぐ
それを見ていた僕
笑いが止まらず
("⌒∇⌒")
車の中で大爆笑
人って
スローモーションに見える瞬間があるんだと知った