岡山商品考察 コーナン 9寸目(265)手ノコ
9寸目(265)柄付き 780円
替刃 (3枚入り) 780円
この価格は岡山県内では最安値。
MADE IN JAPAN と書かれているので
恐らく兵庫県の三木市内製造と推測する。
なぜならここが大工道具金物一式の製造拠点だからである。
元々この替え刃式のこぎりは岡田金属工業所(兵庫県三木市)という会社が
確か20年くらい前だったと思うが、その頃に発明をして
その便利さに大工さんたちがこぞって飛びつき
今までの目立て式ののこぎりを売れなくしてしまった。
それくらいに良く切れるし、非常に便利が良い。
あらゆる場面で活躍できる。
名前はゼットソー。
これは大工道具では一大革命に近い出来事だった。
今では大工さんならこの手の替え刃式9寸目(265)手ノコは誰でも持っている。
ただしメーカーについては未だにゼットソーが最大のステータスを誇り
大工さんによってはゼットソーしか使わないって人も存在するが
自分は上記のコーナンの9寸目(265)手ノコで十分と考えている。
なぜならゼットソーは未だに替え刃1枚500~600円するが
性能差で言うと、そんなに違わないからである。
それよりは切れなくなったら小まめに交換する方が遙かに賢い。
ゼットソーに比べると刃の焼きが若干大きいが
切れ味・長持ち度などについては大差ない印象。
木のみを切ることを心がけ、仕舞うときにオイルをスプレーすることを気をつけていたら
結構長く使うことが出来る。
さらに応用を利かせると、この替え刃は他社の柄にもマッチするので
ゼットソーやバクマ等のゴム製の柄にこの替え刃を付け替えると
手にとてもなじんで作業がしやすくなる。
大工さんはほとんどがゴム製の柄を使っている。
日曜大工での使用はもちろんのこと、庭木を切ったり
家庭内のあらゆる場面で活躍できる秀逸の一本。
一家にワンセットの必需品である。