尖閣諸島を奪われないために(1) 組織改革
シビリアンコントロールと良く言うが
日本はそれがキチンと出来ているのか?
実は否である。
シビリアンコントロール・文民統制とは国民が軍隊を統治することであるが
実は日本では選挙で選ばれた文民ではなくて背広組という官僚が自衛隊を統治しているのである。
そしてこの背広組の存在が自衛隊が本来の活動を大きく阻害している。
一つはあらゆる規制(虐めに近い)を自衛隊にかけて活動をやりにくくし
また国会議員が装備や設備費の詳細を知らないことを良いことに
べらぼうに高い費用で装備などを買ってその見返りに群がる
そんな構図になっているのである。
従って、この背広組を廃止して
国民の代表たる政治家が直に自衛隊を指揮する体制にする必要がある。
それにはもっと政治家が安全保障や軍事に関する知識を持っておくべきだろう。
今回の尖閣諸島問題でも政府が防衛省に自衛艦の出動を打診したが
背広組はその打診にものすごく抵抗したのだとか。
でも、今回のような事態に自衛隊が対応に当たらなければ
ではいつ自衛隊を使うのか、全く理解できない。