フジタの社員4人は、結構杜撰な調査をしていたようだ
この化学兵器処理事業案件を受注するために中国へ調査に行くのだが
中国当局の許可も取らず
現地詳細を下調べもせず
発注者である内閣府へ報告もないまま
住所だけを頼りに現地へ向かったようである。
ココで思うのは、日本人のあまりにも酷い国際常識オンチぶり。
中国がまるで日本と同じような国家であるように振る舞う。
しかし実情は危険きわまりない渡航要注意国家なのである。
例えば、中身の分からないまま薬物運搬で捕まり
処刑された日本人の若者が何人もいるのである。
たった数十万円の報酬で命を失うのはあまりに軽率ではないか?
中国は人間の命なんて屁とも思っていない。
そのことを学習してから慎重に渡航しても遅くないハズだ。
今回のフジタの社員も同様である。
彼らが報道陣に対して「申し訳ない、迷惑かけました」と謝罪していたが
第一義的には中国の対応が横暴であることが問題なのであることはもちろんだが
彼らの行動によって失った国益もしっかりと考えて頂きたい。