独断と偏見による人物評(4) 河村たかし名古屋市長
40代前半  岡山県
2010/10/13 12:19
独断と偏見による人物評(4) 河村たかし名古屋市長
ご存じ、名古屋の名物市長である。

しかしチョット前までは、民主党で真面目に首相を狙っていたオモロイおっちゃん。

実は自分は彼のことが大好きで

もう10年くらい前から彼の国会中継はよく見ていた。

何が面白いかって言うと、彼はほとんどペーパーを見ないで質問する。

要するにその日の質問内容をだいたい考えておいて

実際の国会質問ではリアルタイムで質問の内容を変えたりして

政府の姿勢を正すスタイルを取ることである。

こんな政治家は与野党でも彼くらいだった。

それが一番に発揮されたのは

例の田中真紀子外相対ムネオ事件の時であり

この問題が大きくクローズアップされたのは彼の功績によるところが大きい。

何せ官僚のチョットした答弁のアヤからアドリブで質問を繰り出し

核心部分を引き出すのが上手いのだからスゴイ。

だから彼の質問は見ていて面白く、手に汗握るのである。


しかしトラブルも多かった。

彼は首相になりたいという夢のために

党内の力学を無視して代表に立候補したりするから

党内では異端児扱いされ、晩年では完全に干されていた。

だから民主党を飛び出して名古屋市長を目指したのである。

また信念を絶対に曲げず、納得のいく答弁が得られるまでかなりしつこく何年でも質問し続けるので

終いには官僚側が根負けしてしまう場面をいくつも見たが

そういうのはやっぱり官僚と政治家がしっかりと結びついている政治環境にあっては

かなり嫌がられていたと見る。


自分はそういう彼をずっと見てきたので

名古屋でも必ず何かをやってくれると信じていた。

きっとこれからも、彼は何があっても理想のためには信念を曲げずに突き進むであろう。

何故なら今までがそうであったから[ぴかぴか(新しい)]
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