彼女は通常の出勤時間から少し遅れて出勤します…
お子さん達を保育園にお願いしてくるからの出勤になるからです

彼女は出勤と同時に私の部屋へ…

『昨日△△さん(新人君の名前)が､ﾈｯｸﾚｽを受け取ってって…』

(先の日記に登場した新人君
人妻の彼女に密かな想いを寄せているのは､私も彼女も何度か耳にしています)

ｽﾗﾘとｽﾚﾝﾀﾞｰな彼女…
新人君よりも背は高く､
立ち振る舞いもしなやか…

独身の女性社員さん達より､２人の子持ちの彼女の方が､いつも短めのﾀｲﾄｽｶｰﾄ
(より色っぽく‥､お似合いです‥､ｴﾛさが漂っています…)

新人君以外にも､彼女をｴﾛい目で追っている男性社員は幾人かいました
(そそられる女性なんです)

『えっ!!いきなり…？そうなんだ…』

『貰ったの…？』

『受け取らないよ高そうだし…』

実は昨日の修業中…

突然新人君から…
『□□さん(彼女の名前)これ…似合うと思って』

ﾗｯﾋﾟﾝｸﾞされた小さな箱を差し出されたらしいのです

びっくりして戸惑っている彼女…

すると新人君は目の前でﾗｯﾋﾟﾝｸﾞをはずして‥
箱を開けて見せてくれたそうなんです

箱の中には､小さなﾀﾞｲヤらしきﾈｯｸﾚｽ


なんとか､彼女に気持ちを伝えたくて頑張って買ったのでしょう…
(瞬間に私の頭の中は､勝手に想像した新人君の想いが駆け巡ります)

しかしﾀﾞｲﾚｸﾄです
他に方法が思い付かなかったんでしょうね…

彼女は､
『受け取る理由がありませんお気持ちだけ…ありがとうございます』
とか言ったらしく
丁寧にお断りをしたそうです

うなだれる新人君…

しばらくやり取りを聞いていました…
まさにその情景が目に浮かびます

考えてぬいて､勇気を出して､募るせつない想いを表現した新人君…
まして人妻の彼女ですから
頑張っちゃったんです

私は昨日の話しを､今聞かされた事もあり…

ﾊﾞｶな男の､ちっぽけなﾔｷﾓﾁから…

『ﾃﾞｰﾄくらい付き合ってあげれば…？』

私の言葉が彼女を傷つけた瞬間でした…

『…………｡』
彼女は黙って部屋を出て行ってしまいました

その日はそれから私と目を合わせようとしません
業務以外の会話は無く､15時きっかりに退社してしまいました…

保育園から自宅着いた時間を見計らって
彼女へ電話をかけます

続く