先程帰宅。

今日は、ホントはまだまだ残業しないといけなかったんですが…なんせ、仕事が終わらないので。

でも、残って仕事を片付けようとしてると、後輩ふたりが声をかけてきました。


「ディーンさん、まだ仕事ですか？ たまには早く帰ったらどうですか？」

「早くって言っても、もう定時はとっくにすぎてますけどね(苦笑) でも、明日休みでしょ？ 休みの前にこんな残業してたら、休日寝てすごして終わりですよ」


いや、そんな事分かってるんだけどねー…


「僕らでやっときますんで、ディーンさんは帰ってください」

「そうそう、早く帰って寝ないと、お子さんと遊んであげられないっすよ」


……お前たち！


いいヤツらだなぁ…


お言葉に甘えて、やることを指示して帰ることに。
とはいえ、理解してないと出来ない事も多いので、二人で出来る事だけを託して、残りは休み明けの仕事という事にしました。
それでも随分助かる…


「すまん！ ありがとう。こんどメシでも奢るわ」

「お！ マジっすか？！」

「期待してまーす！」


笑顔で僕を送り出してくれた2人。


うち、片方は今年いっぱいで辞めると言ってきたヤツ。
ほんと、こんないいヤツがいなくなるのは痛いなあ…

もうひとりは、仕事にムラがあるのが難ありだけど、やる時はすごくヤル。
こいつはこいつで、なかなか貴重。


クズみたいな後輩に悩まされてたけど、実は周りにこんないいヤツらもいたんだな。
今度から、もっと彼らをアテにしよう。


分かってたようで、分かってなかったな。
彼らを信用してなかったようで、失礼だったな。


あー、嬉しくて泣けてくるぞ。
泣いてもいいっすか？