『希望を持っても

絶望するだけだから

希望なんて要らない』






君の言葉を

忘れない


今にも

泣き出しそうな

君の笑顔を

忘れない









その言葉に

君が

世界に絶望しきっている事

未来に絶望しきっている事を

痛いほど

感じる事が出来た





今を精一杯楽しんで生きるんだって



俺を

真っ直ぐに

見つめた瞳を

忘れない









何も出来ない

無力な自分に

せめて

今だけは

泣いてはいけないと

言い聞かせて









笑顔で続けた

君の言葉に






黙って

君を

抱きしめた











それは

絶望の中で

君が見付けた

小さな光









嬉しくて

悲しくて

君に

顔を見られたくなくて

抱きしめ続けた















君の言葉の重みに

涙が溢れそうで









普通の人には

当たり前かも知れない

でも

君には

とても難しい事だと知っていたから












その言葉で

俺は決めたんだ









俺の全てを

君の幸せに捧げると










何気ない一瞬を

君と精一杯生きようと










『もし潰れても

すぐに膨らませてあげる』


『俺は風船かょ』

笑って過ごした日々







『ﾊﾞﾗﾊﾞﾗになったら

元に直してあげる』


『ﾊﾟｽﾞﾙみたいにか？

ﾋﾟｰｽが足りなかったら

どぉするん？』



『見付かるまで探す

それでも

もし見付からなかったら

隙間を埋めてあげる』


真剣に向き合った日々









遅くまで遊んで

ﾈｯﾄｶﾌｪで

手を握って

眠った事もあった









君は幸せだったかな？









きっと

あの笑顔が答えだよね









君は

とても眩しくて

誰よりも

真っ直ぐで

俺にとって

太陽でした













もし君が

今の俺を見たら

怒るかな？










きっと笑顔で

『頑張って』って

言うんだろぉなぁ






















なぁんてね(´Д`；)













さて

ﾌｨｸｼｮﾝでしょうか？

ﾉﾝﾌｨｸｼｮﾝでしょうか？ﾜﾗ