読みました


オレ、統計って大好きなんで
去年から気にはなってたんだけど

高圧的で独善的なタイトルに
なんか反発を感じてて…


でも、ちょっと前にネットで
タイトルについて
著者が書いた記事を読んで
なるほどなぁって
納得出来るとこがあったんで


実際、本の内容より
タイトルについての記事の方が
オレには面白かったっす


特に印象に残ったのが


"間違った仮説を採用する"
という間違いだけでなく
"正しい仮説を採用できない"
という間違いについても
同じくらい重視すべき


という言葉と


"少しでも絶対的ではないこと"
について言及しようと思えば
現状、統計学以外に記述したり
議論したりする方法が人類にはない。


という言葉


まぁ　これは著者の言葉じゃなくて
有名な統計学者の言葉らしいんだけど



間違ったことを言うリスク
だけが問題なら
「必ずしもそうとは言い切れない」
とか
「これからも慎重な議論を」
みたいな
毒にも薬にもならないコトを
言っていればいいけど

そのために
医療なら
助かる命を助けられなかったり
ビジネスなら
利益を生むチャンスを逃したり

という間違いを犯すリスクも
考えろってコトと


人間社会において
「絶対的に正しい」ってコトは
そう多くなく、ほとんどが
「少しでも絶対的ではないこと」
な訳で
その中で行動を起こさなければ
ならないなら

"間違った仮説を採用する"リスクを
可能な限り低くする必要があり
それが出来るのが統計学だ
というコトを言ってるらしい


そーいうコトを説明した上で
筆者は記事をこー結んでた


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だったら偉大なる
ネイマンとピアソン（前述の統計学者）
に敬意を払って
こんな仮説を主張してもいいはずだ。

「統計学は最強の学問である」

もちろん私は

「間違った仮説を主張してしまう確率」

について一定の覚悟をしている。
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まぁ そーいう意味での
あのタイトルなら
ちょっとアリかなとか
思った次第でありまして


本の内容は
目新しいのは無かったけど
わかり易い例を使って説明してて
読み易く一気に読んでしまいました