甘いレモンの理論
40代後半  東京都
2014/05/26 21:25
甘いレモンの理論
 
オレ、普段から
知らない言葉や
面白そうな言葉とか
知的好奇心を刺激する言葉見ると
調べずにいられないんすよ[冷や汗]

んで、たまたま

"甘いレモンの理論"

って言葉見かけて

どんな理論なのか
知りたくて知りたくて[ウッシッシ]



結論から書くと

防衛機制の合理化の例えで
使われる理論でした

"酸っぱいブドウの理論"の
仲間みたいな感じかな


"酸っぱいブドウの理論"は
知ってたけど
"甘いレモンの理論"は
ノーマークでした[冷や汗2]



突然だけど
イソップ童話の
"狐と葡萄"という話知ってる?


キツネが、木になってる
おいしそうなブドウを見つけて
食べようとして跳び上がるけど
全部高い所にあって届かない

何度跳んでも届かなくて
キツネは怒りと悔しさで
「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう。
誰が食べてやるものか。」
と、捨て台詞を吐いて
諦めるという話


心理学の用語に防衛機制
って言葉があって

心にストレスがかかった時などに
心が壊れないように
無意識に働いてそれを弱める
心の安全装置みたいな
働きのことらしいんだけど


防衛機制の中には
いくつかのカテゴリがあって

その中に"合理化"ってのがあるんだけど

(他にも"退行"とか"分離"みたいな
怖い言葉もあります[たらーっ(汗)]


その合理化の例として
必ず出てくるのが
イソップ童話の"狐と葡萄"の話

それで"酸っぱいブドウの理論"って
言われるんだけど

努力しても目的や欲求が達成されなかった時
その欲求と現実のギャップを埋めるために
自分に都合のいい理屈で埋め合わせしようとする
心理メカニズムのことで


女性に告白したが断られた
相手の女性の欠点をあげつらって
むしろ上手くいかなくて良かったと
思おうとする

シゴトが上手くいかなかったのは
上司が自分の意見を押し通し
自分の提案を受け入れなかったから
とか

枚挙にいとまない
てか、オレもよく使いますw


簡単に言うと "負け惜しみ" ですね[ボケーっとした顔]




"甘いレモンの理論"の説明を
しているサイトだと大体

この合理化には
もう1つ"甘いレモンの理論"と
いうものがあります

みたいに、ブドウの次に
紹介されてます


こんな感じで

------------
どんなにすっぱいレモンでも
自分のものである限り
甘いと思い込もうとするものです。

人は、自分の持っているものが
良いものであると思いたがり
せっかく手に入れたものが
想像とはかけ離れていた場合には、
心に大きな負担がかかります。

それを、避けようとするのが
甘いレモンの理論です。
-------------


長年片思いでいた彼と付き合うことになって
付き合ってみて想像とかけ離れていた場合
認めてしまうと心に大きな負担となるので
「でも」や「だけど」などを使い
良い人だと思い込もうとするとか


ウチの子が、悪い子のはずがない
悪い子じゃないんだけど
付き合っている友達が悪いせいでとか


こっちもいとまがないw

所有しないコトが自由の代償
と思ってるオレには
こっちはあんまり馴染みがないけどね[ほっとした顔]



でも、アレっすよね

"酸っぱいブドウ"
"甘いレモン"

どっちも上等だとオレは思うけどね


だって、"甘いメロン"ばっか食ってると
他人の気持ちなんか推し量れない
デリカシーの無い人間が
出来上がりそうだし[あっかんべー]



まぁ これも
いつも"甘いメロン"ばっかりは
食べられない人間の
負け惜しみなのかも知れないけど[ブタ]
 
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