吹雪に潜むセイレーン 1
60代前半  北海道(道北)
2010/10/02 23:30
吹雪に潜むセイレーン 1
少し前に同僚が体験した話しを聞いて下さい・・・

唐突ですが、うちの会社は旭川市内でも古い社屋です
昭和四十年代の建物らしいのです
そのせいかは判りませんが、ちょっと気になることがたまにあるんですょ[冷や汗]
二階建ての社屋なんですが 夜、二階で残業してると 時々・・・一階の方から 〈ガシャ・・・ガシャ〉 と椅子が動く音がするんです・・
「誰か居るの!」
内線するけど・・・
誰も出ない [冷や汗][冷や汗][冷や汗]
気にしないようにして、仕事をしはじめたら・・・
〈ガシャ・・・〉
また、音が

やばい、もう帰る!
急いでカバンを持ち下へ 駆け降り、玄関から出ようとした時・・・[げっそり]

二階から・・・
〈ガシャ・・・〉[げっそり][げっそり]



こんな会社なんです[がまん顔]


数年前 中途採用でY君が入社してきました

彼はヒョロッとした
今風の青年

ただ彼が言うには
「僕 少し霊感があるんです、はっきり見えるのは稀だけどモヤモヤとしたのは良く見るんです[わーい(嬉しい顔)]
さらっと言いやがる[ぷっくっくな顔]

だから「うちの会社、居るから[あっかんべー]」と忠告しておいた
それから時間がたち
8月のある日
「まささん! 昨日!みてしまいました!」

「どこで?[あっかんべー]

「奥の書庫で・・・・[がまん顔]
[げっそり]!?」思いがけない場所だった
「どんな風に見えた?」
彼が言うには

「夜、書類を探しに書庫に行ったんですが・・・ 中に入る前に、なんか嫌な雰囲気があったんですけど、でも中にはいったんですよね そしたら・・・

汚い作業服を着た・・・ 男が・・・見てたんですよ!

宙に浮いて、上から見おろしてたんですよ~[泣き顔]!」




こんな彼がその年の冬
忘年会へ行く途中に恐怖の体験をしてしまうことになる・・・[冷や汗]


我が店は忘年会を取引先の旭岳にある旅館ですることが恒例なのだ

この年も休みの前日に
忘年会をすることになった
いつも泊まりなのだ[あっかんべー]
だから酒もガッリ飲める[指でOK]しかも温泉に入りながら[るんるん]
時間が来て、会社を閉めてみんな車に分乗し、発車するころ

Yから携帯に電話を掛けてきた
「お疲れ様てす[わーい(嬉しい顔)] 用事がまだ終わらないので、終わりしだい直接行きます」

「お前 場所解るか?」

「一回 行ったことあるから大丈夫です[指でOK]

「解った、気をつけて来いよ、橋の手前に道が在るから、そこから来たらはやいから」

「判りました~[あっかんべー]



そして我々は吹雪模様の天候の中

旭岳温泉街を目指し

出発した・・・
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コメント

60代前半  北海道(道北)

2010/10/03 0:05

3. >かっぱさん

素早い反応 ありがとうございます[あっかんべー][指でOK]

これから二話に分けて
書き込みしようかと思います[わーい(嬉しい顔)]
かっぱさんの文章を参考にと思いましたが、
長文は難しい[泣き顔]

かっぱさん!かっぱさんは素晴らしいです[指でOK][!!]

出来るだけ続けてアップしようとは思います[わーい(嬉しい顔)]

ただ これは

ノンフィクションですので面白がって行っては絶対いけません[!!][ぷっくっくな顔]

てっ・・・大阪からは無理ですよね( ´∀`)/~~

60代前半  北海道(道央)

2010/10/02 23:48

2. 既に怖いんすけど[げっそり]

続き待ってます[涙]

70代以上  大阪府

2010/10/02 23:43

1. で?彼はどうなるんですか?

これから出掛けるのに…[青ざめ]
(暗いな外…ヤだな)
話の続きが気になる
でも出掛けるの怖い[青ざめ]

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