まるで真冬に戻ったかのような、平成最後の雪もちらついた寒い日
長いお別れをしてまいりました。
バンドの女ボーカルさんとのお別れ
かれこれ10年以上の付き合い(´・ω・`)

一昨年の10月くらいだったかな…

「オッス！おら癌になっちまった！」

LINEのグループトークでの突然のカミングアウト

何を言ってるんだこの人は？
最初はそう思ったけど、ステージ4で手術も放射線も不可能。話聞けば聞くほど深刻だ…
それでも絶対に治すと強気でした。
まだ40代、やりたいこともあるだろう
そこから根気強く闘病してましたが…またバンドでマイクを握る事は叶いませんでした。

闘病生活を支えた彼氏さんは同じバンドのベーシスト
20数年もの長い付き合いでした。
そんな相方が日に日に弱りゆく姿を見るのはさぞ辛かった事でしょう。
実質夫婦みたいでありながら籍も入れずにここまできましたが、先月ようやく入籍しました。
「喜んで欲しかったから」
旦那となったベーシストさんのその本音を聞いたのはボーカルさんが亡くなった後でした。
歌も大して上手くない。やたら気が強い。痩せればそこそこ見れるルックスなんだから痩せればいいのにそんな気無し。歌詞覚えない。歌に入るタイミングは合図しないと入れない。
まぁ挙げたらキリがないくらい色々文句ありましたよ(-_-)

それでも

涙が止まらなかった

みんなみんな泣いてた

ズルいよ…こんなの

旦那さん、見たことないくらい泣きはらして落ち込んでるよ…

でも、仕方ないよね…苦しいのによく頑張ったね

今度会える時はどのくらい先になるかわからないけど

またバンドやろうね

その時までにちゃんと歌詞覚えておくように(笑)

またね！

ありがとう