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'☆【第６最終章】



恵子≫
『ありがとう。久し
ぶりに心が落ち着け
て安らいでいます☆
孝志さんが、さっき
コップ一杯の水に例
えましたよね？
知り合ったのが本当
に、必然であるのな
らば、先を心配する
より今！貴男自身の
手で可能性を呼び込
んでみてはどうです
か？
未来はけして決まっ
てるものではなくコ
ップの水が無くなれ
ば、２人でまた一緒
に注げば良いと思い
ます。
もっと私に勇気と安
心と確かさを示して
道標となってくださ
い。

私の心と体が、迷い
揺れ動かないぐらい
に
ハッキリと強く』







その時でした！孝志
が恵子を
強く抱き寄せて、口
をふさぐように唇を
重ねました。


恵子は一瞬、戸惑い
ますが、次第に体を
寄せるようにまかせ
て孝志の唇を優しく
受け入れます。


孝志は段々に激しく
なり、恵子は息が苦
しくなって思わず離
しました。



恵子≫
『息ができません優
しくお願いします』



孝志≫
「ごめんなさい！
無我夢中になって焦
りました(汗)
貴女が欲しいし失い
たくありません。
僕は恵子さんと娘さ
んを、すべての事か
ら守ると誓います。

永遠に僕と暮らしま
せんか？
ピエロを演じるより
恵子さんと結ばれた
いです」



恵子≫
『本当に私で、いい
んですか？
それこそピエロかも
知れません…』



孝志≫
「僕は、ピエロでは
ありません。
ヨーロッパで道化師
の事をクラウンと呼
ぶそうです。
そのクラウンの中に
ピエロと言う役柄が
あって、クラウンと
の違いはメイクに涙
マークが付いている
そうです。
その涙マークの意味
は馬鹿にされながら
人を笑わせているけ
ど、そこには悲しみ
を持つという意味を
表現したものらしい
です。
僕は人を笑わせるつ
もりも泣くつもりも
ありません。
恵子さんと娘さんと
３人で幸せに成りた
いと思っています」




恵子≫
『そんな意味があっ
たんですね！初めて
知りました。ありが
とうございます。
今、私は嬉しくて幸
せで涙がとまりませ
ん。

長い長い間、暗闇の
河を１人小舟に乗っ
てさまよってるよう
な気がしてました。
でも今、希望と言う
名の岸にたどり着け
たと思っています。
こんな私を好いてく
れるのなら私は孝志
さんに身も心も捧げ
ます。
私と娘を永久(とわ)
に守ってください』






それから２人は幾度
も求め合い心のより
どころを確かめ合う
ように甘くも尊い愛
撫を繰り返しついに
結ばれました。


せつなる愛の心は尊
きこと神のごとく。




恵子はやっと訪れた
心の
安定と安心に満ち溢
れて
孝志と身を寄せ合い
かたい絆で繋がって
いつしか２人は深い
眠りに就きました。


















""""""""""

　『お父さん早く
　おきてよ
　今日は、わたしの
　７つのお誕生日で
　遊園地にいくんだ
　から』




「そうだったな☆
未来(みき)帰りは
お母さんとこに寄ろ
うか……」









■完■

完結しました。
最後まで読んで下さ
った方々に感謝と御
礼を申し上げます。
ありがとうございま
した。

人は愛される事から
愛する事を学ぶので
はないでしようか☆
(´ω｀)







恵子は、何処に居る
のでしよう…？

作者も、読者の１人
です。
恵子は、出産したて
で病院に居るんだと
予想したいですね♪
多分『希望』と言う
名の男の子でしよう
(*^▽^)/★*☆♪



ありがとうございました。
d=(^o^)=b


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作【クレア】