ミステリー短編小説
　■籠目籠目■
　　　第７章

お疲れ様です(^o^)
お陰様で、第７章ま
で書かせて頂きまし
た。
初めて、ご覧の方は
１章から読んでくだ
されば嬉しいです。







かごめ~かごめ
　籠の中の鳥は…


(山下)
「加奈さん起きて
下さい早く早く！」



加奈の体温が低体温
となり異常を知らす
警告音が、鳴り響き
山下は慌てて加奈を
起こしました。



意識が、無事に戻り
教授が来てデータを
分析します。





(教授)
「低体温になった原
因を分析しました。
仮説ですが夢の中で
葵ちゃんの部屋に引
き込まれようとした
際に加奈さんの身体
に異変が起こったと
推測されます。

体外離脱か幽体離脱
もしくはアストラル
投射現象を起こした
可能性があります。



心配なのは葵ちゃん
が死霊であった場合
ですが！
向こうの世への誘い
ではないかと言う事
です。

その場合抜け出した
魂が肉体に戻らない
事もあり得ます！」





(加奈)
「私は、葵ちゃんが
生きているように勘
じます。葵ちゃんと
約束しました。お母
さんに教えると☆」



(教授)
「伝えるのが前後し
ましたが葵ちゃんの
御両親に会って、お
話しをしたら今日の
お昼に来られるそう
です。多分、藁にも
すがる思いなんだと
感じました」













約束どおり、お昼に
葵ちゃんの両親と一
緒に担当刑事が来て
加奈はこれまでに起
きた
一連の出来事を説明
しました。


母親は事件以降やつ
れて鬱状態になって
いて娘の話しを聞い
たら
泣き崩れました！

加奈は、思わずもら
い泣きをしてしまい
言いました。



(加奈)
「お母さん、私が居
場所を必ず探します
から待っててくださ
い。例え最悪の結果
だったしても！」




(教授)
「加奈さん！それは
危険ですから様子を
みてからにしてはど
うですか」



(刑事)
「私の立場から言わ
せて貰いますと加奈
さんの隣りの住民に
話しを聞くのが先決
かと思います。


でも何の根拠もない
から通常の接見しか
出来ませんが‥
事件当時も聞き取り
をして問題はなかっ
たと記録には残って
ます‥」




(加奈)
「葵ちゃんが、もし
見つかれば、事件は
解決しますよね？」


(刑事)
「勿論です。葵ちゃ
んが見つかれば！
その周辺に何らかの
犯人の痕跡もあるは
ずです。
ただ何の状況証拠も
物的証拠もないので
現段階では捜査に限
界があります」



(両親)
「加奈さん、どうか
お願いします娘を娘
を助けて下さい。
例え死んでいたとし
ても亡骸を早く供養
しないと不敏でなり
ません‥
で、もし生きていた
ら一刻も早く助けて
下さい」



(加奈)
「わかりました。
私は葵ちゃんは生き
ていると思います。
子供の頃から私には
"不思議"な力があり
これまではその力を
恐れ封印していまし
たが！
人助けに使えるんな
ら、今は神に感謝し
ます」





　



　いついつ出やる
　　夜明けの晩に
　鶴と亀と滑った

　　後ろの正面‥
　
　　　だあれ　‥





霊能力とは霊(霊魂)
や魂、生霊、精霊な
どを感覚したり霊的
な力を行使して通常
の人間では成し得な
い事を行なうとされ
る能力のことであり
ます。

また、ほぼ同意語と
して神通力、法力等
が用いられることも
ありまた、能力と呼
べるほど自在に行使
出来るほどではあり
ませんが、受動的に
霊的なものを感知す
る感性は霊感と呼ば
れています。

おとろしいですね！
(*^▽^)/★*☆♪

(作)クレア