☆青春again6章
30代半ば  宮崎県
2015/11/05 0:29
☆青春again6章

お疲れ様(⌒‐⌒)
今夜も短編小説の
時間です。
読んで下さってる
方々に感謝します



☆青春again
  遥かなる願い
 【連載 第6章】



一郎は○○○○クラ
ブを出て駅に着きま
すが、終電に間に合
いませんでした。

駅近くの公園のベン
チに座り先程起きた
奇蹟を回想します。





あれは、本物の幸ち
ゃんだったのか?
いや!有り得ない‥
店側が説明したよう
にコンピューターが
創り出した産物なの
か?

それとも珈琲に幻覚
を起こす薬が入って
いたのか?






酔いが少し醒め10
月ともなると深夜は
冷えてきて始発まで
凌げる場所を一朗は
探します。




周辺を歩くと最初に
寄った赤ちょうちん
の店だけが、開いて
いて、他に行くあて
もなく入りました。





(店主)
「いらっしゃい~
あんた、さっきの人
だね!
俺が、話した店には
行ったのかい?」




一郎は、始発まで時
間を潰せるか聞いて
から、半ば勧められ
て行った○○○○ク
ラブでの奇跡をしん
みりと語り始めまし
た。








(店主)
「なるほど!それは
驚くのもわかるな。
でもあんた幸せ者だ
よ。
その幸子さんからよ
そんだけ好かれてい
て羨ましい。

俺も朝まで付き合っ
てやるからよ(笑)
なんならこのギター
で唄でもどうだい?

あんたの故郷の焼酎
もあるはずだぜ」






一郎は宮崎の芋焼酎
を懐かしみ呑みなが

愛別離苦かのように
幸子を想い慕い涙が
溢れます。


芋のほろ甘い香りと
魂の切なさからギタ
ーを手にしました。








♪暗い酒場の片隅で
オレはおまえを待っ
ているのさ

サチコ サチコ
おまえの黒髪
オレはいまでも
おまえの名前を
呼んだぜ 呼んだぜ

冷たい風に…








(店主)
「こっちまで泣けて
くるぜ!本当は幸子
さん以上にあんたが
幸子さんに惚れてん
じゃないのかい?

それと奇蹟の体験を
したのはお前さんじ
ゃなく幸子さんだっ
たのかもな!そうは
思わないかい?」



(一郎)
「え!逆って意味で
すか?」



(店主)
「うん、そうだよ!
まぁ俺の推論だが…
お前さんが、過去の
幸子さんと会ったん
じゃなくてよ、昭和
51年に38年後の
未来から!あんたが
会いに行ったんじゃ
ないのかい?


つまり俺が言いたい
のは『時の起点』は
現在ではなくて昭和
51年だって意味だ
よ。

もしそうなら幸子さ
んは、38年経った
今でもさっき起きた
不可思議とも言える
奇蹟の記憶が残って
るのかもな」




第6章終わり


「時」の歩みは三重
である。
未来はためらいつ
つ近づき
現在は矢のように
速く飛び去り
過去は永久に静か
に立っている。

    【シラー】



作者
★あいたん★
ありがとうございま
した(*^▽^)/★*☆♪
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コメント

30代半ば  宮崎県

2015/11/05 0:53

4.  >>3 浦島 追希翔さん
嘘でしたm(__)m(笑)

未来の作家です(爆)

30代後半  愛知県

2015/11/05 0:46

3.  >>2 あいたんさん

マッ!!マジっすか~Σ( ̄□ ̄;)

やっぱり…って感じです(^_^;)

30代半ば  宮崎県

2015/11/05 0:43

2.  >>1 浦島 追希翔さん
ありがとうございます☆
一応、作家ですから(笑)嘘

30代後半  愛知県

2015/11/05 0:39

1. 
こんばんわ[三日月]

今宵の章…
鳥肌がたちました(◎-◎;)スゴいですねぇ(^_^;)

良い意味で予想を遥かに裏切られました(^-^)b

次の章…楽しみにしてますね♪

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