お疲れ様(⌒‐⌒)
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いたします



青春again
　 遥かなる願い
【連載 第９章/全13章】




久しぶりとなる家族
揃っての夕飯でした
が
いつもと違う雰囲気
の中で、一郎は何か
が変わるような予感
がしていました。



食事が終わると現実
逃避したくなり自分
の部屋に戻って出掛
ける支度をします。



忘れた青春を取り戻
すように胸を弾ませ
て、昨夜の奇跡を再
びに○○○○クラブ
dreamへと車を走ら
せました。










(♛)
「いらっしゃいませ
クラブdreamご来店
ありがとう御座いま
す。
青春againコースで
すね

ではお客様、コンピ
ューターで青春時代
に憧れた女性を計測
致しますのでこちら
へどうぞ」





前回と同じ流れだが
何の！信憑性もない
システム故に万が一
幸ちゃん以外の女性
だった場合は、本末
転倒である！
その時は直ぐに帰ろ
うと決めて、前回と
同様、７番の扉を期
待と希望を胸に抱き
開けました。









(幸子)
「一郎君
　　待ってたよ」


そこには紛れもない
一郎が、愛した幸ち
ゃんがいました。




(一郎)
「幸ちゃん来たよ！
オーバーオールが目
映いぐらいに似合っ
てるね。

昨夜は夢だと思った
けど、これって奇跡
としか‥‥！」





(幸子)
「一郎君！
また○○○○クラブ
の７番の部屋に来た
の？
もしそうなら大事な
話しがあるんだぁ！


あれから気になって
私の時代の一郎君に
電話して子供の名前
の事と未来の話をし
たか？
聞いたのね‥そしたら


そんなＳＦ紛いの話
は、してないって‥



で、私なりに結論を
出したよ！
昨夜と今、目の前に
いる一郎君は３８年
後から来たって信じ
る事にした

一番の理由は１６歳
で私が決めた私しか
知り得ない将来の子
供の名前が、こころ
だって知ってた事だ
よ。

夢も観たんだぁ(^^)
未来から、一郎君を
ここに連れてきたの
誰だと思う？
３８年後の一郎君が
来た事以上にビック
リしたぁ」



□第９章終わり


悲しいことがある
　と開く皮の表紙
卒業写真のあの人は
やさしい目をしてる

町でみかけたとき
何も言えなかった
卒業写真の面影が
そのままだったから

人ごみに流されて
変わってゆく私を
あなたはときどき
遠くでしかって

話しかけるように
ゆれる柳の下を
通った道さえ今はも
う電車から見るだけ

あの頃の生き方を
あなたは忘れないで
あなたは私の青春
そのもの











乗りかけた船には
ためらわず乗って
しまえ。
【ツルゲーネフ】


作者
★あいたん★
ありがとうございま
す(*^▽^)/