お疲れ様(⌒‐⌒)
いつも読んで頂いて
る方々に感謝いたし
ます



青春again
　 遥かなる願い
【連載 第１１章/全13章】



(幸子)
「もしもだよ、もし
私が、一郎君の奥さ
んになってたら今夜
ちゃんと話し合わな
い？

一郎君には、今夜で
も私には３８年後に
なるよね！

で、私が、奥さんに
なってなかったら！
今、ここでの会話を
懐かしく思い出して
食事でもしましよう
か("⌒∇⌒")」




(一郎)
「それは奇抜で凄い
アイデアだね！
でも３８年後だから
絶対、幸ちゃんは忘
れてると思うよ‥

俺にとっては今夜か



もし幸ちゃんが約束
を覚えていて３８年
後に俺の奥さんじゃ
かったら、俺は離婚
するから！
お互い５４歳からや
り直さない？(笑)」




(幸子)
「はぁ！私は一郎君
の奥さんには、なっ
てないって言ってる
ような感じだね」




(一郎)
「まぁ～何れにせよ
１００歩譲ってここ
での会話が現実だっ
たにしても３８年間
幸ちゃんが覚えてる
とは到底思えないけ
ど‥

でも心情的にはその
話しに乗るよ。
生き甲斐のない人生
を、変えられるなら
あり得ない奇跡にで
も懸けてみたいね」






(幸子)
「じゃさぁ、一郎君
こうしょうか？
私が一郎君の奥さん
になってたら３８年
後の平成２７年１０
月２８日の夜に家の
居間で待ってるから
２人の、想いでの曲
木綿のハンカチーフ
を歌ってよ(笑)


もし私が覚えていて
冷め切った関係をや
り直したいし、そう
願う気持ちがあれば
２番を私が歌うから
(笑)

このギターが、もし
あれば素敵で最高の
シュチエーションだ
ね(⌒‐⌒)


で、奥さんになって
なかったら居酒屋で
飲みながら、第２の
人生を話し合いまし
ょうか？(笑)アハハ


その時も私が木綿の
ハンカチーフの２番
を歌えばＯＫのサイ
ンね

どっちでも一郎君に
会えて想い出の曲が
聞けるんだぁ(^^)v

なんかぁ時をかける
少女みたい。
でも３８年後って！
私５４歳だね(笑)」










一郎は、健気な幸ち
ゃんを見ながら自分
に本当に必要なのは
仕事ではなく幸ちゃ
んの存在と笑顔であ
ってこれまでの生き
方を後悔せずにはい
られませんでした…




幸ちゃんとの夢のよ
うな時間もあっと言
う間に過ぎて現実に
引き戻されます。





(♛)
「お客様時間です。
御会計１万円です。
またの御来店お待ち
しております」




□１１章終わり



♪君の笑顔のむこう
　にある悲しみは
僕のとどかないとこ
ろに
あるものなのか

ふたりで歩いてきた
道なのに
なんて淋しい
古いコートは捨てて
僕の胸でおやすみ





…………


神様は私たちに成功
してほしいなんて思
っていません。
ただ、挑戦すること
を望んでいるだけよ。

【マザー・テレサ】



作者
☆あいたん☆
ありがとうございま
す(*^▽^)/★*☆♪