【双子のベビーカー】⑤「もっと奥!」とか「早く!」とか…
60代前半  東京都
2018/06/26 5:49
【双子のベビーカー】⑤「もっと奥!」とか「早く!」とか…
飢えた狼と思惑女が日々行き交う出会い系…

そこは男と女のスクランブル交差点。

袖擦り合わせるのは、生きることに不器用な女達と仮面を被った男達。


僕と美奈も、ここでは良く見かける不釣り合いなカップルだったのだろう。





猫日記をきっかけに、始めはピュアティストで行き来を始めた二人ですが、

それが延々と続くほど、出会い系は甘くはありません。


どちらが嵌めたのか嵌められたのか、


とにかく二人はまさに今、互いの粘膜を貪り合い、獣道の三合目から頂上を目指して今、登り始めたところです。


(①~⑤から続く)


      ★☆★


美奈の胎内に続く細道は、狭く奥深く生温かく、でも決して窮屈ではない。


僕の動きに合わせて自在に形を変え、優しく僕を包み込んでくれる。



子猫の救出なんて甘ったるい言い訳から始まり、

仮にも「パパ」「美奈」と呼び合うまやかしの父娘芝居が二か月ほど続いた。


それでも男は下心を振り払えなかった。

その結果が、今の僕と美奈の形だ。



背丈がある分、美奈の器官は奥が深いので、僕の抜き刺しも自然に振りが大きくなる。


「パパ~」

「なに?」

「気持ちいーっ!」


美奈は喘ぎ声の合間に、そんなことを口走る。


パパはやめてくれと言いたいけれど、我慢している間に慣れてしまった。



長い脚は少し邪魔だけれど、二つに折り畳み、
膝を抱えて入り口まで引いてはまたゆっくり奥を突く。


薄い茂みの奥には男の果てしない欲望を呑み込む
怪しげな巣穴があって、


それは、膨張し暴れる男を咥えて、はちきれそうに広がりながらも男を優しく包み込む。


見下ろせば、僕が美奈に突き刺さるそのさまは、息を呑むほどの絶景だった。




なぜ僕は、これほどまでに美奈の体を求めたのだろう。

男は女の華麗でセクシーな衣装よりも、ふと垣間見せる母性に弱いのだ。


美奈が子猫のレイに注ぐ限りない愛情は、ある意味とてもセクシーだった。


魅せられた男は、次にその女が隠し持つ強烈な肉感への妄想に支配されてしまう。




そんな美奈は今、僕の動きに合わせて反り上がり、顎を上げて長い髪を振り回している。


彼女の器と僕の角は、初めてとは思えないフィット感だ。


早い抜き差しだと危うく射ち死にしそうで、

僕は道途中で引き返したり、平らな胸を揉み上げたり、膝小僧を舐めたり噛んだり…

忙しく気を散らしながら何とか暴発を食い止めていた。



「もっと…もっと奥!」


人の苦労も知らず、美奈は脚を極限まで開いて腰をせり上げる。


そればかりか、僕の首根っこにぶら下がり、半開きの唇を寄せてきた。


なんて体の柔らかいやつだ!


顔をハスに寄せ、舌を絡め合いながら、僕はもう諦めた。


我慢も限界だ。


細い体を折れるほど強く抱きしめ、舌を吸い合いながら、ギヤをトップに入れ替える。


堰を切ったように激しく奥を突くと、

「うぐ…うぐ」と、美奈は熱い吐息を僕の口の中に吐き出した。


蒸された歯磨きかリステリンの香りが僕の口の中に広がった。


噴火レベルは極限にまで上昇した。


先走りを途中で何とか押しとどめ、ねじ込むように圧迫すると、


美奈は何か叫んで僕を突き飛ばし、体を反らせながらヒクヒクと震えた。


それを見届けながら、僕は美奈の腰骨を掴んで思い切り引き寄せた。



熱い思いと少しの後悔が僕の中を駆け抜ける。

僕は鬼の形相で美奈を押さえつけ、

繰り返し繰り返し、熱い思いを彼女の中に放ち続けた。






     ★☆★


空になるまで射ち放ち、正気に戻ると丸裸の娘が腕の中にいた。


「パパって、早いよ。」

「ふざけんな。あれで精一杯だよ」


精魂尽き果て、天井を見上げる空っぽの僕に、美奈が覆い被さってきた。


「私とパパって相性いいかも。ねえ、お風呂入って、もう一回しよ!」


「ハハハ…」


僕は力なく笑った。相手が若いってこう言うことなのだ。


「今度はね、私が頑張ってパパを元気にしてあげるから!」


「わかった。でもしばらくは休もう」


「パパ…」


「なに?」


「いずれ分かっちゃうから白状するけどね…」


その後の美奈の告白は、あまりに衝撃的で、僕は一気に目を覚ました



「私ね、週二日…風俗でバイトしてるんだ…」


「何ーっ!」


「あ、本番なしの風俗だけどね…」


薄ぼけた頭を、バケツでガンと殴られた気がした。





       -続-





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コメント

60代前半  東京都

2018/07/03 0:59

18.  >>17 かよさん

こんばんは。
いやいや、書籍化なんてしていません。

20年位前、文芸誌の賞に何度か投稿しましたが、ボツで、それ以降仕事が多忙でヤメました。

その頃は、官能的なものは書いていません。

ここで、かよさんのような読者さんに批評して頂いて、とても励みになっています。

50代半ば  大阪府

2018/07/03 0:43

17. こんばんは。
「男は女の華麗でセクシーな衣装よりも、ふと垣間見せる母性に弱いのだ。」・・・・って、ハードカバーの
帯や、巻末の解説のタイトルになってしまうような名文だなぁ。つぶ猫さんの書く物語を、ネットでなくて実際の「本」で読みたくなってきました。もしかして、もう、書籍化されてますか?

60代前半  東京都

2018/07/02 12:46

16.  >>15 赤毛のOKOMA(⌒~⌒)さん

ごめん、コメ見落としてた(汗)
オフ会お疲れさま!

モテてるなんて(笑) ま、嫌われてないだけ幸せ者だよ。オレは…

70代以上  山口県

2018/06/30 4:41

15. おはようございます。

ジジ活でもパパは若い人たちにモテるんだからいいじゃないの~ッ(笑)

60代前半  東京都

2018/06/27 21:47

14.  >>13 *あゆふわりん*さん

あゆちゃん、こんばんは。
Hシーンを久しぶりに男目線で書きました。男の苦労わかるかな?(笑)

ジジ活?まさか!
お互いまだまだパパ活でイケるぞ!(笑)

70代以上  鹿児島県

2018/06/27 18:22

13. 刺激的です。
毎回、疑似体験しながら、羨ましいような、こっぱずかしいような。
う~ん、やっぱり羨ましいかな。私も紳士なパパがほしい!
でも年齢からするとパパじゃなくおじいちゃんかな(笑)

60代前半  東京都

2018/06/27 0:50

12.  >>10 海斗さん

賢者タイムには、かなりマジにパパでしたよ。賢者タイムにはね!(笑)

なんか、化粧気もあまりなく、どっちかと言えばちょっと田舎っぽい素朴な子に見えたんだよな。

60代前半  東京都

2018/06/27 0:42

11.  >>9 Soraさん

お疲れさま!Soraもオレも。
ま、ネタと言えばネタ。 オチはいつも並みに決まるかな?

見切り発車なんで、実はかなり心配です(笑)

60代前半  鹿児島県

2018/06/27 0:29

10. 
一週間に2~3日の風俗のアルバイトは、さすがにツブでも見抜けなかったですね。

なんかパパらしくなって来ました(笑)

30代前半  埼玉県

2018/06/26 21:34

9. こんばんは。

黙って見てたら、やれやれ(>_<)な日記ですね(笑)
まあ、ネタなんでしょうけど。

どんなオチになるのかかなり心配です(笑)

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