白いアシカ⑥二人目の妻可奈は小さな暴れ馬?
「恥ずかしいなぁ、あんまり見ないで」
可奈は、ブラとショーツだけになると、くるりと僕に背を向けてしまった。
手渡されたジーンズとシャツには、可奈の体温がしっとりと残っていて、
僕はそれを綺麗に畳んでソファーの背もたれに掛けた。
「由宇さんって、優しいんですね」
「さあ、どうだかな?」
「だって樹里って、由宇さん見つけたら全力疾走ハイハイだもんね」
「樹里は可愛いよ。ママに似て器量良しだしね」
「ほんと、女を安心させて骨抜きにする魔法使いよね…姉さんが言ってた」
「亜衣がそんなこと(笑)それさ、誉め殺しって言うんだよ」
僕は笑いながら、可奈の手を引いて膝の上に乗せた。
浮気には背徳感、悲壮感、罪悪感、焦燥感…色んな「感」がつきまとう。
そんな全ての「感」を乗り越えて、まだ余るエネルギーがあるから燃え上がるのに、
全てお見通しの中で、さあどうぞ!と言われると、中々出来るものではなかった。
亜衣の「五人家族計画」の中では、可奈は僕の二人目の妻ではあるけれど、
結局、今日まで何もないまま一年が過ぎ去っていた。
「そう言えば、まだキスもしてなかったね」
「なんか、やっぱり恥ずかしいな」
加奈はそう言いながらも僕の首に腕を回して目を閉じた。
ネコ科に例えれば、亜衣が大型な虎なら、可奈はワイルド味溢れるサバンナキャットのようだ。
「可奈ちゃんてね、初めて会った頃怖かったんだよ。オレを睨みつけてただろ」
「そんなことないよ」
「いやいや、あれは恋敵を見る女の目だった」
可奈はフフッと笑って、否定も肯定もしない。
亜衣と可奈は、おそらくバイセクシャルなのだろう。
亜衣は、職場で男には口説かれないのに、年下の女の子達に言い寄られる…なんて言っていた。
可奈もおそらくは、その内の一人だったのだろう。
一人の男を共有するなんて発想は、ノーマルな女では有り得ない。
僕の二人の妻は、それだけ男に冷めているわけだ。
亜衣は二度目のトライで予定通り妊娠し、来月、八月半ばには摩耶を産む。
腹をくくり、プロポーズの文句まで考えていた僕は、全くいい面の皮だ。
「可奈…」
軽いバードキスを何度か繰り返した後に、舌先を少しだけ入れてみる。
「初めて呼び捨てにされた。じゃあ私も由宇さんじゃなくて由宇でいいよね」
左手のガードを外して可奈の乳房を初めて目の当たりに見た。
「樹里に散々噛まれて色が黒ずんじゃった。
卒乳できたからいいけど…」
身体は亜衣の半分ほどに見えるけれど、可奈の胸は亜衣より二回りほど大きく弾力がある。
「亜衣のおっぱい見慣れてるから、ずいぶん立派に見えるよ(笑)」
「姉さんも先月くらいからCカップだよ」
揉み上げながら小さな乳首を吸うと、甘く生暖かい母乳が口の中を満たした。
そう、この子は樹里の母親なのだ。
左右を代わる代わる舐め上げるると、乳首の先に真白い乳が出る。
それを強く吸い取ると、可奈は僕の両耳あたりに爪を立てて高い声を漏らした。
「卒乳しても、まだ出るんだね?」
「ほんとは、まだ上げたいんだけど、仕事があるしね…」
そう呟きながら、可奈は目を潤ませた。
「亜衣が上手にミルクを飲ませてたよ。母親が二人って、樹里も幸せだな」
話をそらせながら、僕の右手はサワサワと可奈の茂みを撫で、その奥の潤いを確かめた。
花びらはすっかり開いて中指に蜜がねっとり絡みついた。
でも、亜衣に比べると心配になるほど小作りだ。
「由宇って変な人だね」
「何が?」
「全然、女を緊張させないって言うか…」
「したくならないとか?」
「ううん逆、凄くしたくなってきた」
「よしよし、いい子た。おしゃべりはちょっとお預けだな」
可奈の手を僕の硬直に導くと、可奈は驚いたように僕を放り投げた。
「これ、姉さん用のサイズだよ。私には無理かも」
「何言ってる。3600の樹里が出て来たんだろ?」
「そうだけど…」
僕は、可奈の両脚の間に入り、華奢な腰を引き寄せた。
一年前に大きな樹里を産んだとは思えない瑞々しい体だった。
開いた襞の間に、漲った鬼棒の腹を押し付けてゆっくり上下させる。
角度を変えて挿れる素振りをすると、小さな可奈が唇を噛んで身構える。
それが可愛くて、何度も何度も繰り返していると
可奈が小さな声で
「挿れて」と呟いた。
頷いて花びらに合わせ、先端を潜らせると小さな花びらが目一杯に開いて僕を咥え込んでいる。
ゆっくり突き出すと、可奈は顔を歪めて腰を引き僕を突き飛ばそうと暴れた。
可奈…亜衣より四つ下のこの娘は、ほんの数回の経験で樹里を孕んだようだ。
まるで男の受け入れ方を知らない。
「こら暴れるな!」
僕の二人目の妻は、まだ
調教されていないワイルドな子馬だった。
この機会にしっかり調教しなくては、使い物にならない。
―続―
やはり、亜衣と可奈はバイセクシャルなカップルだった。
僕の娘を孕み、いよいよ臨月を迎える亜衣と、
樹里を卒乳させたばかりの可奈…
僕は亜衣にうまく仕立てられた、猿山のボス。
本当のボスになるには、まずこの暴れ馬を……
コメント
2018/10/31 1:51
20. >>19 ゆーくんさん
バイにも程度があるからね。父親と疎遠だった子に多いね。
前戯たっぷりも逆効果だし、困ったもんだ(笑)
秘策は、信頼関係と最中の会話かな?
返コメ
2018/10/31 1:41
19.
レズ寄りのバイの女って、最中も目明けてるし腹立ちません?
僕は二度とごめんですね。
返コメ
2018/10/30 23:36
18. >>17 きらさん
そう言えば、それらしい変なオッサンがいたよなぁ(笑)
返コメ
2018/10/30 23:15
17. >>12 ツブ猫
さん
ですねー!
鉢合わせどころか、
結局、お店の中ですれ違ってるかもです、気付かずに〓️
返コメ
2018/10/30 23:15
16. >>14 フッキーさん
![[バッド(下向き矢印)]](https://img.550909.com/emoji/ic_bad.gif)
乳首てもともと赤ちゃんのものなんだわな
母乳飲まされて、つくづく思い知りますた。
一夫一妻、子供二人の面倒は妻に丸投げの夫。
でも、この家族は産休が明けでも、日替わり交代で仕事と子育てができる。
二人のシングル女の知恵は、どこまで通用するんでしょうね。
返コメ
2018/10/30 23:02
15. >>13 海斗さん
こんばんは。
実に奇妙な家族だけれど 赤ん坊二人に母親が二人。たまに来る父親が一人。
微妙なバランスが崩れなければ、案外いいシステムかも知れません。
返コメ
2018/10/30 23:01
14. わぁ~お~すげー展開~(ρ°∩°)
そう言えば、タモリが、昔、一人産んだくらいが、丁度いい~って言ってた(笑)
赤子に乳吸われると、パンパンに張って痛い乳が、す~っと痛みが、引いて、なんとも言えない、気持ちよさ感じたよなぁ~って、授乳の記憶蘇った(笑)
( *´艸`)クスクス
返コメ
2018/10/30 22:02
13.
いよいよ婚姻届けのない五人家族のスタート。
これから、どういう展開になるのでしょうか。
返コメ
2018/10/30 17:42
12. >>10 きらさん
不思議な店ですよね。
人通りも商店もないあの寂れきった裏通りで、
いつ行っても結構人が入ってる。
あの40位のマスター若い彼女に手伝わせて、ただ者じゃないよ。
いつか店で鉢合わせしましょう(笑)
返コメ
2018/10/30 17:34
11. >>9 かよさん
亜衣と可奈、過去ある二人のナースが練り上げた、結婚しないで急速に家族を作る挑戦。
一度は亜衣と添い遂げる決断をしたのに、見事に裏切られた由宇。
可奈はかっての恋仇。実に複雑怪奇な家族ですよね。この後、どうなるのか…キャラ達の動きに任せてみようと思います←無責任(笑)
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