白いアシカ⑦【滝汗】バイの子猫の落とし方!
「ごめんなさい」
大きな湯舟にたっぷり湯を張り、投げ出した僕の両脚の間に、小さな可奈がちょこんと座っている。
結局、道半ばで僕を弾き出してしまった可奈は、
体育座りで膝の上に頬を乗せまるで元気がない。
「しょげるなよ。可奈が可愛い過ぎて焦ったオレが悪いんだから」
「由宇って優しい。姉さんが言ってたとおり」
「当たり前だろ。若いイケメンじゃないんだから、優しくなきゃただのゴミだろ」
泣き顔だった可奈がクスっと笑った。
「若いイケメンなんて大っ嫌い!」
「慰めてる?」
「違いますっ!」
生ぬるい湯の中で、やっと可奈はほぐれてきたようだ。
バイやレズの子とするには、会話が一番大切なツールなのだ。
挿入した後でさえ、言葉で癒やし続けなければいけない。
「どうする?続ける?それとも今日はヤメにする?」
「やめるなんて言わないで!私を投げ出さないで!」
「ようし、わかった。じゃあここにおいで」
僕は、今にも泣き出しそうな可奈の手を引いて抱き寄せた。
この子があの元気な樹里の母親だなんて、ちょっと信じられない。
「可奈、女同士って緩くて長いらしいけれど、男と女って最後はかなり激しいんだよ。
可奈だって知らないわけじゃないよね?」
「私の時って、最初から殆ど無言で無理やりだったから、痛いだけで良く覚えてないの…」
「初めてだったんか?そりゃ酷いな。それで別れたの?」
「ううん、それだけじゃないけど…」
可奈は、僕の脚を跨いでいるのだけれど、湯の中で揺らぐ僕の鬼棒とは微妙な距離を取っている。
「姉さんと由宇って、いつもどうなんですか?」
「うん、まあ普通か普通以上に男と女だよ」
「じゃあ私も、姉さんみたいになりたい!」
「ようし、もう逃げるんじゃないぞ」
「はい、でも優しくして下さい」
★☆★
腰の下に枕を敷いて高さを合わせ、抵抗を少なくして先端を合わせる。
そんな様子を、可奈は眉を潜めて見つめている。
「ちゃんと見てごらん。目をそらさないで」
「はい、見てます」
「少し挿れるよ。痛くないよな?」
「うん、全然痛くない」
高校まで体操部だったと言う可奈は、花びらや構造そのものは小さいのに、恥骨の裏の筋肉が分厚くて硬い。
その上、下のマットも厚く弾力に満ちているので、フィット感が半端ない。
「どんな気持ち?」
「良くわかりません。由宇は?」
「好きな人とこうして繋がるって、素敵なことだと思わないか?」
「私のこと好きなの?」
「大好きだよ。可愛いからね」
「亜衣姉さんが一番好きなんでしょ?」
僕は笑って答えない。
亜衣の器官は、全体を優しく包み込む感覚なのだが、
可奈の器官は、動き始めると常にどこかを締め付けてくる。
「もう少し奥に行くよ」
慎重に突き出すと、可奈は顔を歪めて顎を震わせた。
「苦しい?」
「違うの。何か気持ちいい!」
「そうか、それは良かった」
手を伸ばして頬を撫でると、可奈は小さな手を僕の手に重ね、細い指を絡めてきた。
亜衣から事前に聞いた話だと、可奈は人生二度目の性体験で
樹里を身ごもってしまったらしい。
そして離婚。セックスに恐怖や嫌悪感しか持てなくなってしまったのも無理はない。
「可奈」
「はい?」
「何でもないよ。可愛いから声かけただけ」
「こんな時に恥ずかしいです」
首まで紅潮させる可奈を見て僕は確信した。
この子は、レズでもバイでもない本来はノーマルな女なのだ。
引っ張り上げて向かい合うと、加奈は自分から僕の首にぶら下がり
キスを求めてきた。
そればかりか、腰を上下させて自分の深さを図っている。
「加奈…」
「なあに?」
「もうすぐイきそうなんだけど」
「ええっ、もうですか?」
「早いか?」
「うーん、でも由宇がいいなら…」
「わかった。もう少し我慢してみる」
僕は可奈を元の位置に寝かせ、一度花びらまで引いて、するすると奥まで進む。
根元は指二本くらい余るけれど、繰り返しているうちに二人の恥骨が触れ合うほどに深くなった。
「由宇…」
「どうした?苦しい?」
「いえ、私…いま人生で一番幸せです」
可奈は僕の手を取り、握った指に力を込めてきた。
それを握り返しながら、僕は再び満ちてくる。
抜き差しは次第に早く深くなり、可奈の鼻声はすすり泣きに変わった。
僕は可奈の指を振りほどき、細い腰を掴んで思い切り引き寄せた。
「イきそうだ!」
可奈は一瞬目を開けて、震える声で僕に告げた。
「ありがとう。わたし産みます!」
「わたし産みます!」って?
可奈が仕掛けた最強の発破に、僕の堤防は木っ端みじんに吹っ飛んだ。
鉄砲水となった僕の白い血は、細い水路を一気に走り抜け、可奈の内臓めがけて飛び散った。
放心状態の僕に、可奈が甘えながら絡みついてくる。
「由宇、私を嫌いにならないでね」
「嫌いに?まさか…来週また抱きにくるよ」
よほど疲れたのだろう。僕の言葉に頷くと、小さな可奈はスースーと寝息を立て始めた。
子供みたいな寝顔だ。
この子もいつか、僕の子を産むことになるのだろうか?
―続―
可奈は、亜衣の仕事の同僚で、亜衣が由宇に用意した二人目の妻。
かっては亜衣を巡って敵対していた二人ですが、
初めてのベッドインで…
でも、由宇は家で二人を待つ亜衣のことが気になって仕方ありません。
コメント
2018/11/04 22:55
10. >>9 桜良さん
いろいろお疲れさん。
なんか桜良て基地外男引き寄せるオーラがあるんだろな…
縁切り稲荷…門田稲荷神社←(お勧め)ここで厄落としして来いよ。
あのね、ピロートークまでいきゃ勝利ほぼ確定!いかんから困っとるんやないかい!
返コメ
2018/11/04 22:18
9.
やりましょう!
お面を被って←
どれ位、飛距離がありますか?
↑↑↑
これが『どんぐりコメの女性バージョン』ですw
ピロートークでこんな話を真面目な顔で
して下さい、
多分、大抵の女はしたくなると思います!
返コメ
2018/11/04 19:01
8. >>6 かよさん
かよさん、足の怪我は治りましたか?古傷にならないようにケアして下さいね。
僕は40過ぎから趣味で書き始めたんですが、読者不在で書くのは本当に虚しいものです。
ここでかよさんのような読者さんに批評して頂けて、それが力になっています。
いつも、ありがとうございます。
返コメ
2018/11/04 18:51
7. >>5 きらさん
いや、これはさすがに創作。本当なら大変なことですよ(笑)
人間は社会生活をする動物。ただ夫と妻と子供… この形に収まる成人って半分いるかいないかでしょ?
新しい家族の形って誰かが作ってもいいんじゃないかな?
ちょっとエロに走り過ぎですが、そんな一つの提案です。
返コメ
2018/11/04 18:16
6. こんばんは。
次回で最終回なんですね。どんなエンディングが待ち受けているのでしょう。楽しみです。
ツブ猫さんの紡ぎ出す物語って、本当に言葉で表現出来ないような、秀逸なお話ですよね。書籍として世に出ていなくても、あなたは「物書き」なんですよ。譬えがおかしいかもしれないですが、ブラック・ジャックみたいな感じ。「間くろう」は、医師免許を持たない医者だけど、オペの腕は右に出る者はいない。それと同じように、あなたは作家ではないし、文学賞も受賞していない。だけど、読む者をその世界に引き込む力は半端じゃない。
返コメ
2018/11/04 15:56
5. ん~。タイプの違う二人とのやり取りが羨ましいような、本当だったら大変だろうな、とか。
最終回が楽しみです。
返コメ
2018/11/04 14:34
4. >>3 ゆーくんさん
二人の女性に絶対の信頼関係があることが前提条件でしょうね。
ま、男の共有は必要ないにしても、壊れるならそれぞれの男関係が発端になりそうですね。
返コメ
2018/11/04 14:26
3.
無さそうで有りそうな不思議なお話ですね。
母子手当てとか子育て支援とか受給できるから、子持ちバツ有り女性には 名案?
でも、すぐ壊れそうな予感も。
返コメ
2018/11/04 11:10
2.
若干クセ有りの×イチ女が二人。亜衣の悪企みはそろそろ仕上げの段階に入ります。
次回が最終回になります。
(浦島由宇太郎)笑
返コメ
2018/11/04 10:19
1. 佳境に入りましたね。最後が楽しみです。
返コメ