【初めての中イき】知らなかった方が良かったのかな(泣)
60代前半  東京都
2019/01/13 5:53
【初めての中イき】知らなかった方が良かったのかな(泣)
〈前号から続き〉


「ええっ、まだできるの?」

「だって、さっき早い!って怒ってたじゃないですか」

「え、そんなこと言ってない!」

「言いました。少し傷ついたんだから…」


リュウは少し微笑みながら、グイと私の奥を突いてきた。


「ううーっ!」

私はまだリュウの長さが怖い。
彼の二の腕に爪を立て、思わず色気のない唸り声を上げてしまった。


挿れられた直後は軟弱だったリュウだけど、私の中を二度往復しただけで、すっかり甦ってしまった。


まるで、修理が終わった自転車のチューブみたいにバーンと膨らんで、まるで丸太の杭みたい…


「佳奈さん、怖がらないで。大好きだから。痛めつけたりしないから」


リュウは上半身を強ばらせた私を平らに寝かせ、怖さのあまり狭めた私の脚を大きく開かせた。


「苦しかったら言って下さい」

唇を噛み締め顔を引きつらせた私の中ので、太い杭がゆっくりゆっくり動き出した。

膀胱、子宮、腎臓、卵巣、小腸、骨盤や背骨まで…
そんなみんなを押し分けながら、リュウの鬼棒は自分の居場所を主張している。

苦しいけれど、肺や心臓は大丈夫みたいだから、後は私の気持ちの問題らしい。


「あっ、あっ…」

少し安心すると、奥を突かれる度に高い声が漏れ始めた。


小憎らしいリュウは、すっかり私の扱いを覚えたかのように振る舞い、

リズミカルに動きながら、
私の左右の胸を掴んだり乳首を摘まんだり。


そんな私の中では、何かが壊れ始め、
代わりに42年間まるで知らなかった私が目覚めてしまった。


腰回りがボワッと熱くなり、リュウへの愛しさが沸騰し、意識が宙を漂い始めた。


「リュウ、気持ちいい…」

思わず声を発すると、リュウが重なってきて、密着したまま強くハグされ、耳たぶを噛まれた。


「気持ちいい!」
「気持ちいい!」


リュウの動きが早くなり、私はリュウにしがみつくことすら出来ず、だらんと力が抜けてしまった。

深く浅くまた深く…
高速で往復されて…

えっ、イく!って、もしかしてこんなこと?

リュウ、あなたは私をどこに連れて行くの?



泣き出した私の中を、オレンジ色のバスが高速で走り回っている。

もう声も出なくなって、
骨盤から放たれた電流が背骨を走り、
頭のてっぺんから髪を逆立てて抜けて行く。

私は金魚のように口を開け、大きく反り返り激しく痙攣してしまった。

「イっくっ!」


放心し白目を剥いた私の中を容赦なくリュウが突き進む。


「もうダメっ!」
「もうダメっ!」

「僕もイきそうです」

声も出せず、私はただうんうんと頷いた。



力が抜けた私の腰を引き上げ、リュウの発露が始まる。

最後に思い切り突かれ、少し奥から引いた辺りで
リュウの鬼棒がぶるぶると震えている。


その度に、熱い何かが放たれて、
私のお腹の中はリュウでいっぱいになってしまった。




「佳奈…大丈夫か?」

リュウはまだ突き刺したまま、私の頬をピタピタ叩いている。

佳奈さんの「さん」がいつの間にか抜けている。


私はリュウを睨みつけ、でも、やつれた顔を見られたくもなくて…そっぽを向いた。




そうだったのね…

イく!ってこう言うことだったんだ。

知らなかった。


でも、知らないままの方が良かったのかな?




      ★☆★



神宮、春の六大学戦…

私は三塁側の内野席からあいつを見つめていた。



7回表ノーアウト1.2塁だ。得点は2対2の同点。

マウンド上のリュウは、
ロージンバックに手をやり、落ち着きがない。


あいつ、私のこと気づいているのかな?

私は用意してきたショッキングピンクのハートマークを手提げ袋から取り出し、

「リュウ!」とありったけの大声で叫んだ。

そして、棒の先に貼りつけたハートマークをリュウに振りかざした。


一瞬目が合い、あいつは小さく頷いた。


次の球は右打者の内角高めの速球で、バットは鈍い音を残し、
打球は三塁手の前に転がった。

三塁手がベースを踏み、球は一塁に送られてGet2成立。

次打者を三振に取り、あいつは小さくガッツポーズを決めた。


その裏、あいつが二点三塁打を決めると、
スタンドの女子学生達がキャーキャー騒ぎ出し、

ふと暗くなった私は、手提げ袋の中のハートマークを細かく折り畳んで握り締めた。




20のリュウと42の私。 こんな二人がふさわしい関係なはずはない。


でも、今夜あいつは池袋サンシャインホテルに私を襲いに来るだろう。

気を失うほど抱かれて、
ドロドロにされて…

でも、その後…私から彼に別れを告げよう。



来年にはドラフトで騒がしくなるリュウ。
私なんかがいたら邪魔だろうし、私も居場所がなくなってしまう。


でも、私の姫はすっかりあいつ用に改造されてしまった。
万が一夫に求められても気が引けてもう使えない。




たった一年。

たった一年だったけれど、
私の凄春は十年に等しいほど充実していた。


「リュウ、あなたも頑張って!オムライスならいつでも作ってあげるわ。でもエッチはダメなの!(涙)」


私は、気がふれた女のように、ほとんど空っぽになったスタンドに
いつまでも立ち尽くしていた。





リュウ、ありがとう。

私…

そんな素敵な思い出をいっぱい胸にしまって、

多分、きっと、ゆったりと朽ち果てていけそう。





        ―完―






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コメント

60代前半  東京都

2019/01/15 23:03

22.  >>21 フッキーさん

こんばんは。
おーい、一人でイくんじゃない!

そかそか、半端に思い出すと大変なのか?(笑)

長すぎは怖いよな。オレのが丁度いい(笑)

40代半ば  宮崎県

2019/01/15 15:00

21. パパちん、おちかれちん(^O^)

久々となると、記憶が、蘇り、快楽また欲しくなるもんよ~(笑)

りゅうのは、すんげ~長いのね~(笑)

一人でもイクことあるフッキーでちた[たらーっ(汗)]
(*≧艸≦)グフフ~

インフルエンザ流行っとるから、気~つけてなぁ~(・o・)ノ

60代前半  東京都

2019/01/14 21:07

20.  >>19 *あゆふわりん*さん

三人のお母様、子育て本当にお疲れさま。頭が下がります。

僕の読者さんは、アユさん世代が一番多いんです ね。
色んな世代の色んな恋模様を書いてきましたけれど、
これからも、この世代の熱い恋を書いてみたいと思いました。

そうね…もしかしたら、この続編あるかもね。

70代以上  鹿児島県

2019/01/14 19:20

19.  >>18 ツブ猫[猫]さん
そうですね。その人により、それぞれですね。
私も欲望や希望はあってもそれを叶える術を知らないというか、尻込みして指を咥えている1人なので。
つぶさんの日記で疑似体験・疑似恋愛させて頂いております。
また、次回作を楽しみにしています。
ありがとうございました、そしてお疲れさまでした。

60代前半  東京都

2019/01/14 19:02

18.  >>16 *あゆふわりん*さん

チアガール達の派手な応援、女子学生グループの黄色い声援…

佳奈の目にはどう写ったのかな。きっと寂しかったんでしょう。
別れは辛い選択だったんでしょうね。

私なら、この場合どうする?それは人それぞれでしょうね。

自分が出した答えが一番正しい!それしか言えません。

60代前半  東京都

2019/01/14 18:48

17.  >>15 海斗さん

こんばんは。日曜休日って特に忙しいんですよ[バッド(下向き矢印)]
女目線ねぇ、慣れてくると男目線より書きやすいかもですね。

女性は大好きですけど、経験?普通ですよ(笑)

70代以上  鹿児島県

2019/01/14 9:31

16. つぶさん、刺激的で温かく、せつなかったです。
佳奈は「マウンドで声援を浴びているリュウは私のものだよ」って本当は大きな声で叫びたかったかもしれません。
既婚でなければ、年の差を越えて堂々と付き合えたかもしれないけど、結婚して息子がいたから出逢えたわけで。
好きな人の将来のために身をひける、大人の女性の切なさが、とてもよく表現されていて泣けました。
でもエッチしてサヨナラできるのかなぁ、私だったら離れられなくなる・・・と思う。

60代前半  鹿児島県

2019/01/14 0:30

15. 
やはり女目線の捉え方はピカいちです。

若いころの女性経験もピカいちだったのでしょう。

60代前半  東京都

2019/01/14 0:02

14.  >>13 風来坊さん

こんばんは。
実はもう少し、書き込もうと思ったのですが、

あまり深刻な内容にもしたくないので、4話にまとめました。

60代後半  鹿児島県

2019/01/13 22:22

13. 最後の余韻が良いですね。Goodです(^-^)/

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