30才ちっパイ割女…イチかバチか!勝負の妊活! 【デヴィルと私とゴリマッチョ】No.4
「いいのか?」
「だって、課長,これ…」
私は、脇腹辺りで張り詰め息づいている哲也のてっぺんをそっと撫でた。
—————————前回まで———————————
「ああ、ごめんよ。聞き分けのないヤツで」
「何か私にして欲しいことってあります?あったら言って下さいね。頑張ります」
「いや、別に何もない…」
「そんな…遠慮なさらないで、私、あなたに買われたバイタですから」
「バイタ?」
哲也の顔色が変わった。突然、顎先を掴まれた私は、気丈にも哲也を睨み返した。
だって、それは紛れもない事実なんだから。
「おい、二度とそんなことを口走るんじゃねえぞ!ここで鉢合わせしたことはお互い様。オレは忘れる。だからお前も忘れろ!」
五角形だけれど柔和だった哲也の顔は、その時、まるでどこかの組頭のような形相に変化した。
哲也はそのままの顔で額をぶつけてきた。
「お前の事情は良くわかった。良く今まで耐えてきたな。俺はな、それだけで十分だ」
えっ!何言ってるの?意味わかんない。
私は間近な哲也の唇の動きを茫然と見つめた。
大きな額と小さな額が、こつんとぶつかり合う。
訳が分からず、涙だけが止めどもなく溢れてきた。しゃっくりが止まらないまま、私は目の前の哲也の肩に噛みついた。
「だからデヴィルの仕業なのよ。あなたと私がこんな最低な形で出会うなんて!」
「最低か?オレはそうは思わない。世の中には表と裏、善と悪、日向もあれば日陰もある。そんなのも全部ひっくるめて出会いじゃないか」
「やっぱり、あの時死んじゃえば良かったんだ」
「ふざけるな!」
哲也は、そう吐き捨てると、右手で胸を息苦しいほど掴み、左手は私の手を取りガチに硬直した彼の硬直に導いた。
それは、私が経験したことすらない太さだった。
「ええっ、無理!怖いです!もう二度と他の人とできなくなっちゃう」
「それは好都合だな」
それまで、閻魔さまのようだった哲也の顔が一瞬ほころんだ。
哲也は怯える私に、ほんの挨拶程度のキスをくれて私の脚の間に入った。
「ええっ、いきなりなんですか?」
本体も分身も大きな哲也を迎え入れるには、
私も大きく開かなければならない。
引き寄せられ屈曲させられ凝視され、私は恥ずかしさのあまり溢れるほどに濡れてしまった。
女の体は正直で、射抜かれる寸前、自分の濡れ具合で相手への好意の深さを思い知る。
そう、私は哲也が大好きだったんだ。
盛岡から短大卒で上京し、新入社員だった私は、
総務課に配属される前の研修期間中、別の営業所でトップセールスだった哲也のカバン持ちを丸一日勤めたことがあった。
話題が豊富で、車の話なんか殆どしないのに、帰り際には三台も成約を取る彼を、憧れにも似た気持ちで見守っていた。
ご飯だって、飛びっ切りのランチをご馳走してくれた。
営業所が同じになった後も、哲也は私をまるで妹のように優しく構ってくれてたのに…
何の因果か巡り合わせか、そんな哲也が今まさに、金で買った私の体に鬼棒を突き立てようと身構えている。
少し怖くなった私は、首を立て彼の分身に目を凝らせた。
充血した哲也の先端は、私の扉から溢れ出た蜜を絡め取り、凶器のようにキラキラと光っている。
それは、やはり見たこともない太さだった。
少し引いたけれど、反面、あれに満たされたら…と期待も膨らんだ。
目が合うと、哲也は頷いてベッドコンソールに手を伸ばし、ゴムを手に取ると素早く封を切った。
得体の知れない強迫観念に襲われていた私は、
咄嗟に彼の手からそれを奪って投げ捨てた。
なぜ、そんなことをしたのか、自分でもすぐには分からなかった。
「どうした?」
哲也は、一瞬怪訝な顔をして私を見つめた。
「それいらない。私…生身のあなたが欲しいから!」
やはり、私は混乱していた。こともあろうに、哲也に買われてしまった私…
混乱するのは当然なんだけれど、彼が被せようとしていたゴムを奪い捨てて「ナマで」だなんて…
哲也に問い詰められ、先月サイトで六人の男と交わったことを告白してしまった私。
そんな行きずりの男達と哲也を一緒にしたくはなかった。
だから切羽詰まった今、私の免罪符は「ナマ」しか思いつかなかったんだ。
でも、ほんとにそれだけ?
それだけじゃない。もっと怖い私の奥に潜む
女の本性が、そうさせたのかも知れない。
そっと彼の肩に腕を回すと、息が詰まるほど抱きしめられた。
目を閉じると、歯の間から遠慮がちに哲也の舌が入ってきた。私の舌は、細かく動いて彼を迎え討った。
「由美…いいか?」
呼ばれて、私はハッとして意味もない作り笑いを浮かべた。
生身で来て!だなんて…私はなぜそんなことを口走ってしまったんだろう?もう遅い。
舌で絡み合いながら、漲った哲也の先端は正確に私の裂け目を探り当て、まさに突き立てようと細かく動き始めている。
「ああっ、ゆっくりお願い!ちょっと怖いから」
哲也は曖昧に頷くけれど、ゴリラのような大男に押さえつけられたら、チビっ子の私は身動きなんて取れない。
呆然と哲也を見上げた次の瞬間、哲也の先端が襞を割って私の中に入ってきた。
身構える暇もなく中ほどまで挿れられ、入口まで引き戻される。
その堅さと太さに押し拡げられ、みぞおち辺りがキューンとなり、私は哲也の手首を強く掴んだ。
ナマで良かった。
哲也の次のひと突きで私は信じられないほど押し広げられ、いっぱいに充たされた。
膣口は、哲也の形のまんまに限界まで伸び切り張り裂けそうだ。
その瞬間、心の中のわだかまりや暗雲なんか跡形もなく吹き飛んでしまった。
「いいか由美、他の男と二度と寝るなよ!」
一番奥まで押しつけて、哲也はそんなことを言った。どうして今、そんなこと…?
私は、力なく首を横に振った。そうはいかないのだ。
「だったら、だったら…あなたがずっと買ってよ!」
私は、やっとの思いでそう吐き出して唇を噛んだ。
「いいか由美、オレは絶対お前を見殺しにはしない。分かったか?」
「えっ!」
私は絶句してしまい、哲也が何を言ったのかすぐには分からなかった。
「分かったな?約束だぞ!」
えっ、何が約束なの?
頭の中はもう真っ白だった。私は訳も分からず、ただ曖昧に頷いた。
そんな中、私のお腹の奥深くに打ち込まれた杭は、ゆっくりと動き始めた。私は、哲也の動きを妨げないよう、目いっぱい脚を広げて彼に応えた。
生理が終わって一週間だった。
妊娠するかも?そんな思いが脳裏を過ぎった。
妊娠したらどうなるの?哲也は私を棄てるの?
でも…お前を見殺しにはしない!哲也はさっき確かにそう言った。
寝物語にそんなことを口走るなんて、罪なヤツ!
でも、もし、本当にもし私の中に新しい命が
宿ったら、哲也はどうするの?
彼が用意した避妊具を勝手に奪い捨てたんだから、私がどうこう言える筋合いじゃない。
社内恋愛なら別だけど、
私は彼に買われた売春婦じゃない?
でも、でも…
哲也ならきっと私を棄てたりはしない。
多分…いや、きっと…
哲也…こんな私だけど、この体も命だってみんな哲也に上げる。
優しい気持ちになれば妊娠しやすいんだってね?どこかで聞いたことがある。
もう、後がない私は最後にそれに賭けてみる。
サイはもう投げてしまった!
哲也は私を傷つけないように、おっかなびっくり緩やかに抜き差しを繰り返している。
哲也は優しい。だから私は彼の百倍も優しくしたら、妊娠できるかも知れない。
「哲也さん…もっと激しく!」
初めて哲也を名前で呼んで、私は彼の肩にそっと手を回して微笑んでみた。
「いいのか?俺、かなり激しいよ」
「うん、壊れてもかまわないから」
「壊れたら俺が困る」
そんなことを呟きながら、哲也の動きは次第に深く早くなった。
新しい蜜が溢れて恐怖が飛ぶと、抑えていた嗚咽が喉の奥から迸り、それに合わせて哲也の動きも大胆になった。
腕を取られたり胸を掴まれたり、腰を浮かされたり…
しまいには、両足首を高く持ち上げられ、
骨がぶつかるほど圧迫された私は、
色気なく「ううっ」と唸ってしまった。
「大丈夫か?」
髪を振り乱し、半泣き顔で頷く私の中を
哲也が容赦なく突き進む。
子宮からオレンジ色の妖気がムラムラと湧き上がってきて、それは私の腰回りから背骨を震わせ、
首筋や足先を痙攣させ、やがて手元を離れたゴム風船のように空中を漂った。
「イっくっ!」
私は哲也の二の腕を掴んで、反り返る体をやっと支えた。
「イっくーっ!」
のた打ち回る私を見下ろしながら、哲也の動きはさらに速くなった。
「もうダメっ!」
「中でいいね?」
「中よ…中に…中ーっ!」
うわ言のようにつぶやくと、
哲也は私の両脚を肩から下ろし、骨盤を掴んで彼の高さに持ち上げた。
引き寄せられ、奥の更に奥まで抉られて、
私の意識はついに途絶えたみたい。
だらんとぶら下がり、泣き叫ぶ声すら失った私は、
朦朧とした意識の中で、夢の続きを見ていた。
【次回最終章に続く】
コメント
2021/03/04 14:53
8. >>7 風来坊さん
なり振り構わない由美の集中攻撃。
「この体も、命だって全部あなたに上げる!」
悪魔まで味方につける由美の迫力。エンディングは
どうなることでしょう?
返コメ
2021/03/04 13:30
7. 次が最終ですか!お疲れ様でした。またのんびり執筆活動して下さい!
返コメ
2021/03/04 13:12
6. >>4 黒の獅子王さん
いつも、ありがとうございます。
YouTubeの動画にしてくれないかな?なーんてね(笑)
返コメ
2021/03/04 13:09
5. >>3 かよさん
「だったら、だったら…ずっとあなたが買ってよ!」
追い詰められた由美の、悲痛な叫びですよね。
色んな思惑や打算を吹き飛ばす、真相からの叫び。
この飾らない一言が、哲也の迷いを吹き飛ば師たの
かな?って僕は、そう思いました。
返コメ
2021/03/04 12:51
4. 是非、アニメ化をw
返コメ
2021/03/04 12:40
3. こんにちは。世の中の男性がみんな、こんな風に女性に対して優しい生き物だったら、とても平和で生きやすい世の中なんだけどなぁ・・・。なんて思いながら読みました。気にかけていた女を助けられなかった過去の負債を返済するかのような救い方をする男の優しさに、男の事を好きという気持ちを今は隠さずにありのままの男を受け入れる事で応える女。愛とか恋とか好意とか、そういう「好き」を超越した部分での核心部分、魂で求めあってしまう男と女ってあるのだなぁ。と思いました。
返コメ
2021/03/04 12:18
2. >>1 *あゆふわりん*さん
いつも、長文読んでくださってありがとう。
女目線で書くのは、ワクワクが初めてだったけれど、
女性達にけなされるかなと心配しながら、慣れちゃい
ました。
初めての人が巨大とか、怖かったでしょう。日記見に
行きますね。
返コメ
2021/03/04 9:44
1. 表現力の高さというか、細かさというか。
女目線であれだけかけるってスゴい。
もちろんエロいんだけど感動すら覚えますよね。
私の初めての人もめちゃくちゃ大きくて・・・。
(遠い目)
あ、これは次の自分の日記に書こう(笑)
続き、楽しみです。
返コメ