『しゅんちゃん‥行っちゃうの?』ゴムまり野球チームの三年坊主が泣き出した。
60代前半  東京都
2015/01/13 8:06
『しゅんちゃん‥行っちゃうの?』ゴムまり野球チームの三年坊主が泣き出した。
それは息子が小5の夏休み前‥と言うから、もう★0年も前の話だ。


その日は日曜日で、小学校では毎年恒例の集団登校区域対抗のゴムまり野球大会が開かれる事になっていた。


5年生の息子は3年の妹や、わからんちんの下級生を引き連れ、


集団登校では、リーダー的な存在になっていたらしい。


そして、七人制野球大会の当日‥全校で16チームが勝ち抜き戦を戦い、校長杯を狙う。


息子達のチームは、毎年
一回戦で負けていたらしく、僕は気合いを入れに行こう!と妻に提案した。


ただ、チームには男の子が足りず、どうやら娘のエリまで、借り出されるらしい。


息子のシュンは野球をまったく知らない妹に、野球のルールを教えていた。


『いいか。相手が打ったボールを捕まえたら、すぐオレに投げ返すんだぞ』


『投げないで、ちゃんと持って行くよ』とエリ‥


『バカヤロ!それじゃ遅いから投げるんだ。分かったな!』



『シュンちゃんに、怒られるのヤだから、出たくない!』


『怒らない!ちゃんとやる事やれば、絶対怒らないから‥』



僕は兄妹のそんなやり取りを、笑いをこらえて聞きながら、妻に『さあ行くぞ』と促した。



しかし、妻はなぜかあまり乗り気ではない。



『なんてヤツだ!』と僕は無言で妻を睨み付けたが、



その時、僕は彼女と息子の心の中に潜む葛藤をまったく読み切れていなかった。


後で分かった事だが、その日息子は、もう一つの大きなイベントを控えていたのだ。



    ★☆★



チームは、予想に反して一回戦を勝ち上がった。



六年のサブと五年のシュン‥そして以外な事に娘のエリが、チームの足を引っ張らなかったからだ。


『バカヤロ!そっちは三塁だ!右だ右に走れ!』



なんて、兄貴に罵倒されながら、エリも意外に頑張った。



なにせ、体がデカい分、足が速かったからだ。




そして、二回戦‥



接戦の重苦しさを破ったのはシュンの2点三塁打だった。



僕の興奮は、もう頂点に達していた。



妻を見ると、彼女も笑顔ではあるが、しきりに時計を気にしていた。



大方の予想に反して、チームは二回戦も勝ち上がってしまった。



そして、事件は三回戦の最中に起こった。




     -続く-





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コメント

2015/01/13 8:45

5. おはようございますm(_ _)m早く続き書いて下さい[わーい(嬉しい顔)]

60代前半  東京都

2015/01/13 8:41

4.  >>3 撫子さん

おはよ[晴れ]寒いですね~

続きは、今日夜書いて明日の朝アップするね[手(パー)]

70代以上  青森県

2015/01/13 8:32

3. 
はやく、続きがよみた~い[ムード]

60代前半  東京都

2015/01/13 8:30

2.  >>1 宇宙戦艦地雷(但し限定w)さん

おはよ[晴れ]

(笑)au てね、1024字っきゃ書けねーんだよ[バッド(下向き矢印)]

年がバレる話(笑)明日朝続き上げるよ。

コメありがとうね[手(パー)]

60代前半  奈良県

2015/01/13 8:11

1. 続く…だと?
(逝くのを寸止めされた気分です)

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