☆星になったブン
② 修羅場を生き抜き、絶望の縁から僕を甦らせてくれた猫‥ブン(涙)
ブン‥キミの後脚と尻尾の傷は、獣医が処置したものではなかったね。
聞いた話では、飼い主が亡くなり、売られた家の地権者から、
キミは一度目は5キロ先、二度目は15キロ先の山中に捨てられたらしい。
一度目は2日目に戻った。
でも、二度目‥
キミを待っていたのは、絶望的なあの交通事故。
それでもキミは、生き抜いたんだね。
茂みにうずくまり、雨水を飲みながら、痩せ細ったキミは、3ヶ月をかけて西新の生家へたどり着いた。
そんなキミを待っていたのは、無情な死刑宣告。
知人からその話を聞いた僕は、迷わずキミを引き取る決心をしたんだ。
★☆★
そして、5年の歳月が流れた。
僕達に心を開いたキミは、驚くべき早さで、周囲の人達を味方につけ、猫の勢力世界まで平定していった。
時には力で‥時には平和条約で‥
ブン‥キミは誰もが認める本当に強く賢い猫だった。
でも、三本足の後遺症は5年をかけ徐々にキミの命を蝕んでいったんだね。
★☆★
ブン‥僕はこの日記を書く事を2年近くも躊躇っていた。
キミに合わせる顔がないから‥
4年前、僕と僕の会社に起こった大事件‥
あの時、キミに背中を押されなければ、僕はもうこの世にいなかったかも知れない。
20代で立ち上げ、30年間僕を育ててくれた会社を、文無しで去らなければならない日‥
キミはじっと僕を見つめ、こう言ったね。
「お父さん、僕は社員の皆とここに残るよ。まっ暗闇な中でも、微かな光を辿って行けば必ず道は開ける。
あの日空港で、僕にそう言ったのはお父さんだよ!命さえ繋げば怖いものなんて何もないさ!」
そう。そんな当たり前の事でさえ僕は忘れかけていたんだね。
そんなキミの命の灯が消えたのは、一昨年の8月。
僕は結局、キミの死に際にも立ち会ってやれなかった。
駆けつけた時、キミはもう木箱の中だった。
キミを乗せた霊柩車を追って車を走らせた僕。
あんな形でしかキミを見送ることが出来なかった(涙)
ブン‥生きることは辛い。でも、そんな僕の背中を押してくれたのもキミ。
キミにまた会えるように、僕は正しく生きる。
だから、大きな星になって僕を忘れないで待っててくれ。
ブン‥僕の声が聞こえるかい
コメント
2015/04/22 8:15
7. >>5 ツブネコ
さん
アレ!?運が良かった!!
って思える瞬間はブンちゃんのネコパンチで邪鬼を退治して貰った証しですよ(^o^)v
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2015/04/22 8:05
6. ニャンに支えられる事は沢山ありますよ
私も今は我が家のニャンに支えられてばっかりです
人との縁もニャンとの縁も同じぐらい大事なものです
返コメ
2015/04/22 7:58
5. >>2 クロコダイル・ダンディ・ケンジさん
か‥懐かしいなぁ。前にそんなハンネの奴がいた(笑)
猫パンチ
邪気退治か‥本当にそうかも知れない。
返コメ
2015/04/22 7:54
4. >>1 きくちゃんさん
おはよう
この日記は、二年近くも書けなかったんだよ。
前編を書いてから、さらに半月以上も書けなかった。
でも、やっとすっきりしました。
読んでくれてありがとうね。
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2015/04/22 7:54
3.
おぱよん♪
ブンちゃんに、気持ちの面で支えられてたんだね~(^O^)
言葉は、無くとも、心で通じあえる♪
たまに、思い出して、追悼する…ブンちゃん喜んでると思うよo(^-^)o
人間じゃなくても、居るだけで、癒やされたり、慰めて貰ったり、心の支えになるよね!?
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2015/04/22 7:44
2.
ブンちゃんはツブネコさんに巡りあえて幸せな生涯を過ごしたのだと思います!!
きっと今でもツブネコさんの側でツブネコさんに近寄る邪鬼をネコパンチで退治してるのでは?
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2015/04/22 7:39
1. おはようございます![[ぴかぴか(新しい)]](https://img.550909.com/emoji/ic_pikapika.gif)
ちゃんの日記を読むと何とも言えない気持ちになります
ちゃんと暮らしていた頃を思い出すと泣けてきます‥
ブン
私も10匹の猫
今は天国でじゃれ合っているのかもしれません
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