割り切り珍百景⑤★【定期の罠】白馬の王子様の正体は?
60代前半  東京都
2015/09/13 8:01
割り切り珍百景⑤★【定期の罠】白馬の王子様の正体は?
私は夢見心地で、江沢に抱かれていた。



眼下には、無数の蛍火のような煌びやかな夜景が広がり、

また、それを切り裂くように、摩天楼のビル群がそびえ立っていた。



ここにいると、まるで魔法の絨毯に揺られているような錯覚に陥ってしまう。



その上、私はルームサービスのシャンパンを飲み過ぎてしまったみたい。



頬と目の回り、そして江沢が突き刺さった腰の辺りがボワっと熱かった。



「亜紀さん、少し回ってたの?」



江沢は、そんなことを言いながら、両肩に私の脚を乗せ、


深さを確かめるように実にゆっくりと突いてくる。


「目は回ってないわよ。どうして今そんなことを聞くの?」



私は喘ぎ声を必死に飲み込んで、江沢を睨みつけた。



「目じゃなくて、アルコールの話だよ(笑)中がじわっと熱いからさ‥」



硬直した江沢の分身は、鉄筋が入っているのか?と勘ぐるほど硬く、



話しかけながらも、微妙なリズムの動き回るので、私は気が気ではない。



「ねえ、こんなおばさんでもいいの?」



やっとの思いでこう問い掛けると、江沢は笑いながら答えた。



「若い女は砂を噛むようで味気ない」



慰められているなら、それでもいい。私は曖昧に頷いた。



今はとにかく、江沢の大きさと硬さと優しさに没頭したかったから。



天井に突き上げられた私の脚が、薄暗いオレンジ色のルームライトに照らされ、


彼の動きに合わせて、ゆらゆらと揺れている。



揺れる脚の先には、窓越しに銀河系のような夜景が見えた。



そう、ここは新宿ヒルトンホテルの45階。



私なんかには全く縁遠い、広くて素敵なお部屋だった。



江沢は私の脚を肩から下ろし、繋がったまま重なってきた。



アスリート系のごつい体つきには似合わない、どこか子供っぽい甘いマスクが近づいてくる。



舌が絡み合う間も、彼は私の中を浅く深く動き回るので、



私は、頭がぼーっとなり、キスの間にも江沢に熱い吐息を吹きかけ続けた。





私は、もう有頂天になっていたのだろう。



江沢豊‥35才、私より三つ年下の彼は、



投資コンサルタント会社と、証券系のヘッドハンティングを業務にする会社を経営する、青年実業家だったのだ。



一方の私は、勤続10年のパッとしない独身OL。年だって、彼より上。



私は、月一くらいの【割】募集で、一人暮らしの不足分と人肌恋しさを補っていたのだ。



【割】を初めて一年半。



落ち着いた定期が希望だったが、今までは誰からもそんなオファーは来なかった。






江沢が私に出した条件は
次のような事だった。



全国を出張で回る多忙な彼が、東京滞在中に身の上、身の下の世話をして欲しい。


土日には、仕事上の整理業務も少し手伝って欲しい。


報酬は月20万で、その他に、クレジットカードでの買い物枠20万までは、彼の会社の経費で落とす‥と言う夢のような条件だった。




     ★☆★



江沢は、うつ伏せてハァハァする私を、難なく面返すと、



乳首を甘噛みしながら、用意をしていたゴムを片手で手早く装着した。



「いいわ。つけなくても‥生理が近いから」



「いや、これは初めの亜紀さんへの礼儀だよ。外す時はちゃんとキミに相談する」



私は、そんな江沢の言葉にガラにもなくキュンときて、


江沢のそれを掴むと、大胆に自らの扉にあてがった。



そのまま、グンと奥を突かれた私は、一瞬まぶたの奥に流れ星を見た。



彼の上に引き上げられて、そのまま座り込むと、



お臍の奥の更にその上まで、バンと充たされる。



腰を浮かせて屈み込むと江沢は容赦なく高速で突き上げてきた。


また、流れ星が行き交い、私はだんだん気が遠くなる。



「終わったら、今日の内に共有カードの手続きをしてしまおう」



江沢のそんな言葉は、もう私の脳髄には届かない。


私はただ、うんうんと頷きながら、



崩れ落ちそうになる上半身を必死に支えていた。




      ―続く―





この話は、3~4年ほど前、


出会い系サイトで頻繁に起こった


7人組グループによるカード詐欺事件を題材にしています。


後半で、代表的な手口が明らかにされます。


絡みシーンは、当然聞き取りしたわけでもなく、全くの創作です。



今月、西に逃走しながら犯行を繰り返していた最後の実行犯が、



被害者達の包囲網にかかり、逮捕された事を報告します。


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コメント

60代前半  東京都

2015/09/13 8:46

3.  >>1 いずみさん

おはよう[晴れ]

これは、5年前からつい最近まで3桁の被害者を出したカード詐欺グループの話。

被害者を纏めた一人の猛女が、テレビ局の支援も受け、

腰の重い警察を動かして 組織を壊滅させた話。

まだ、残党や模倣犯がいるので注意に越した事はないね。

いずみさんには、まるで関係ない話でごめん。

2015/09/13 8:38

2. 
実話ですか!?

いずみ[退]
50代前半  岩手県

2015/09/13 8:27

1. 
その手の愛人契約の お誘いメールが 入会当初来たのは こういう類いなんですね?

美味しすぎる話にぐらつくも
割りは しない主義の私は
あっさり断ってしまいました

でも もしそんな大金を毎月手にしたらという妄想が 止まなくて…(笑)


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