★さらば童貞★③…25才ピアノ教師の尚子さんは、僕に背を向けて‥
60代前半  東京都
2015/10/17 6:44
★さらば童貞★③…25才ピアノ教師の尚子さんは、僕に背を向けて‥
四月の夕日は容赦なかった。

尚子さんのトレーナーの弛みをくぐり抜けた夕日は、
まるでピンスポットのように、彼女の二つの白い丘と、
野いちごのように可憐な乳首を照らし出していた。

中腰の尚子さんは、僕の視線には全く気づく様子もなく、
両手でリキが蹴散らしたカリカリを拾い集めている。

「リキ、怒り過ぎたかしら?」

「そうですね」

僕は一瞬その魅惑的な絵から目を逸らせて、生返事をした。

「後で遊んであげてくれる?」

「はい」

そう答えて、僕は彼女から二歩離れた。
風が吹けば髪が触れ合うほどに、近づいていたからだ。
でも、離れて見ても、尚子さんはやはり刺激的だった。

ショートパンツの折り目からピュッと伸びた白い脚に、僕はまたまためまいを覚える。
尚子さんは、額にうっすらと汗を浮かべて、カリカリ拾いに集中していた。


気が気ではなかった。見るなと言っても見えてしまう。
そこで僕はとんでもない失態をやらかしてしまった。
エサ箱に僕が入れていたのは、カリカリだけではなかった。
かなりの数の石ころが混じっていたのだ。


「あっ!」尚子さんは襟元を押さえて、いきなり僕に背を向けた。
ふっとため息を吐いて立ち上がった尚子さんは、冷めた目で僕を見下ろした。

「由宇くん‥」

「は、はい‥」

取り返しようのない自己嫌悪に襲われていた。

「見てたでしょ?」

尚子さんは口をキュッと結び、悪童を責めるような口調で僕を問い詰めた。

「見てたのね」

「ごめんなさい。見てました。見えたんです。はい、でも見てました。」

支離滅裂な言葉を繰り返し、
僕はいても立ってもいられなくなって、尚子さんに背を向けた。

「帰ります!」

うなだれた僕は、足元のカバンを掴んだ。

「待ってよ!」

尚子さんが僕の手を強く掴んだ。

「わたしが悪かったわ。実はリキのお散歩のアルバイトを探していたの」

でも、それに答えるには、僕はあまりにも消沈していた。


尚子さんは、そんな僕の肩に手を置き、
「話があるわ」と、事もあろうに僕の手を引いて家の中に招きいれたのだ。



     ★☆★



「由宇くん、あんまりしょげないで。ほんと私が不注意だったの。ごめんなさい」

アイスティーの氷が溶け落ちて、
静まり返ったレッスン室に、カランと場違いな音が響いた。

逆に尚子さんに謝られて、僕は何も答えられない。
耳だけがカーッと熱くなった。

「そうよね。由宇は女の人のことなんか‥知るわけないもの。無理ないわよね」

そう言いながらも、尚子さんは僕を軽蔑しているに違いない‥


変態‥僕に貼られたレッテルは、もう一生剥がせるものじゃない。
最悪なことに、相手はあんなに憧れていた尚子さんなのだ。
気分は絶望のどん底で、僕はここから逃げ出すタイミングを探していた。

「リキにも、もう合わせる顔がありません」

立ち上がろうとした僕に尚子さんは予想もしない言葉を浴びせかけた。


「いい加減にしなさい!」

僕は息を呑んで、尚子さんを見つめ返した。

「私が大好きだった由宇って、こんなにウジウジした男だったの?」

尚子さんのいきなりの剣幕に、僕は立ちすくんでしまった。


「いい?盗み見はいけないわ。もう他の誰にもしちゃダメ‥わかった?」

「はい‥」


頷いた僕は、次に起こる出来事を想像すら出来なかった。
尚子さんは僕に背を向けて、トレーナーを脱ぎ去ったのだ。

「そんなに落ち込んじゃダメ!逆に変な男になってしまう。私も責任を取るわ」

責任の意味が分からずに、僕は向き直った尚子さんを呆然と見つめた。

「そんな恐い顔して見ないで。好きな人に優しく見つめられるのは、女だってイヤじゃないのよ」

まだ半熟の白桃のような胸から、小さなチェリーのような乳首が二つ、
まるで、それ自体に目があるように、怯えた僕を見つめていた。

好きな人に‥尚子さんの言葉が、頭の中をぐるぐると駆け回った。


「そんなに見つめないで。顔から火が出そう」

尚子さんの両手が僕に伸びてきて、僕は爪先立ちした彼女に引き寄せられた。
こんな時には、手をどこに置けば良いのか分からなかった。


僕はもう体の全てが沸騰していて、わけも分からず尚子さんを抱きしめた。
そのまま、左手を彼女の肩に、右手はウエストに回して、彼女をグイグイ締め付けた。

「く、苦しいよ。由宇!それと男の匂い、もう目が回りそう!」

「すみません!」

僕は正気に戻って、尚子さんを解放した。

「もうっ、ほんと手加減て知らない人なんだから」


ショートパンツ以外は全裸の尚子さんが笑っている。
それはそれで凄い光景なんだけれど、
彼女に微笑みを返す余裕は、まだ僕にはなかった。


「ねえ、暑くなってきたわね。一緒にお風呂に入らない?」

「お風呂?」


頷いて、僕は大きく深呼吸した。これから何がはじまるのか、まだ僕には見当もつかなかった。




      ―続―



長い話ですみません。。


9つ年上の尚子さんと僕‥


話は、この後いよいよ佳境に入ります。



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コメント

40代半ば  東京都

2015/10/17 15:10

22. なんか…凄い(^^;;

そんなAVみたいな展開ってあるんだね[あせあせ(飛び散る汗)]

60代前半  福岡県

2015/10/17 14:34

21.  >>16 ツブネコ[芽]さん

もう、
長男は一気に勉強しなくなっちゃいました(笑)

女の子を追いかけまくり~

急下降でした!(≧∇≦)


色々ありつつも
なんとか、高校卒業してくれたので

それで良し!!です。(*´∇`)ノ

60代前半  東京都

2015/10/17 13:03

20.  >>19 あ◎♂あっちっち!さん

キミもさ、良くあんな日記書いて、強退くらわねえな(笑)

冷や冷やもんだぜ。

まあ、全く同感だから拍手〓しといた\(笑笑)/

18-19歳  埼玉県

2015/10/17 12:53

19. 
こんちは!

いつもは通勤途中にニヤニヤしながら読んどります。

今日はゆっくり。まだコレじゃあ抜けません。

もう、ガンガンやっちゃって下さい!ww

60代前半  東京都

2015/10/17 12:39

18.  >>17 ニコニコさんさん

お、お願いだから‥

半吉にそれ試さないでね!

60代前半  北海道(道央)

2015/10/17 12:32

17. 
オオーw(*゜д゜*)w

尚子さん大胆…

60代前半  東京都

2015/10/17 10:39

16.  >>8 キャラメルじゅん*リッチver.期間限定さん

そう、若くして×イチ女性でした。

その頃は、超わがままな性格の上に、少し壊れかけていましたね。

思春期の男の子を持つ母親なら、少し注意した方がいいよ。

一気に勉強しなくなるからね(笑)

60代前半  東京都

2015/10/17 10:32

15.  >>7 [クローバー]あゆ ふわりん[クローバー]さん

な◎こさん!何かややこしいんだよね(笑)

男の方がドキドキ度は高いだろな。自分で動かなきゃいけないんだから‥

そうね、レス破りはまず自分で行動を起こしてみよう!

怪我しないようにだけどね‥

60代前半  東京都

2015/10/17 10:25

14.  >>6 ゆうさん

どした?

近所の高校生つかまえて実験しちゃダメだからね!(笑)

60代前半  東京都

2015/10/17 10:23

13.  >>5 信太さん

そう、今から思うと悪い女だよ。

でもチェリー君にとったら女神さま。

まさに、後光が差していました(笑)

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